この記事はに配信されたメールマガジン「ティータイム通信」コラムの復刻版です。当時のル・ノーブル編集部が、お箸・箸・和にまつわるエッセイを綴りました。
※役職は配信当時のもので、現在は変更または退職している場合があります。
夏の京都らしい風景といえば何を思い浮かべますか?川床や納涼床、五山の送り火・・・。CMでお馴染み、青々とした竹が生い茂る竹林をイメージされる方も多いかと。ル・ノーブルの本社がある長岡京市はそんな竹林が多くあり昔から”たけのこ”の産地として有名です。今回はそんな竹についてご紹介します♪
元々は中国・宋の時代から乙訓(おとくに)地方(現在の長岡京市)へ移植されたといわれています。観賞用として持ち込まれた竹は、江戸時代後半からタケノコとして食用になったそうです。
「年貢」といえば「米」が思い浮かびますが、乙訓一帯では竹も「上竹(あげたけ)」と呼ばれ年貢として幕府に納められていました。乙訓地域の竹は、それほど良質の竹だったといわれています。年貢だけではなく、幕府が管理する施設の修理等に使うため、毎年定められた規格の竹を納めなければならなかったそうです。
室町・桃山時代になると、一般にも「茶道」が広まり、竹の需要が増え加工技術も飛躍的に伸びました。そして、茶道具以外にも竹は暮らしの中にうまく取り入れてきました。例えば扇子や筆といった小物から、かごやほうき、すだれといった家事道具まで。
また、竹は削る・曲げるなどの加工がしやすく、比較的腐食しにくいことからお箸に加工されたり、食べ物を竹の皮に包むなど、食文化との関わりも深いようです。ル・ノーブルではそんな京都の竹を使った「お箸」も紹介しています。
見つかりましたか?お皿中央より左上に伸びたのが竹です。「竹」は名声を表現しています。描かれた他の柄にもそれぞれ意味があり、「もも」は富、「ざくろ」は子孫繁栄、「芍薬」は不老不死、を表しているそうです。
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