この記事はに配信されたメールマガジン「ティータイム通信」コラムの復刻版です。当時のクリエイティブ担当・松田が、ロイヤルコペンハーゲン・マイセン・アラビアにまつわるエッセイを綴りました。
※役職は配信当時のもので、現在は変更または退職している場合があります。
この時期にしか出てこないモチベーションを活かして、昨年に引き続き断捨離を進めている今日この頃。特に今年は、クローゼットの断捨離に注力しています。
新年から早くも1ヶ月が経ちました。
きっかけは、昨年の秋頃から続いていたモヤモヤです。「いつも同じ服ばかり。面白くない」と、好きだったファッションを楽しめていない自分に気づきました。クローゼットを開くと、無彩色の服ばかり。“合わせやすいから”、“無難に着られるから”と、いつしかクローゼットには同じようなアイテムがずらりと並ぶように…。
無駄にアイテム数も多いため、スタイリングを組むときもノイズが入り、惰性のファッションで日々を過ごしてしまっていました。きっと、今の状態でまた新しい服を買っても仕方ない。「服を買わずにおしゃれを楽しむ方法はないか?」と考えて、何冊か本を読み、断捨離を決意したのです。
断捨離のゴールは「自分らしいスタイルを確立し、洗練されたクローゼットに仕上げること」。まずは、毎朝寝ぼけながらでも、パッと決まるスタイリングが組めるまで、クローゼットからアイテムを減らすことにしました。『フランス人は10着しか服を持たない』とまで上手くはいかなくても、その状態に近づけることはできるはず。
でも、「そもそも自分らしいスタイルって何だろう?」。体型や自慢のパーツ、漂う雰囲気、キャラクターなど自分を客観視して考えてみました。そこで、本にあった方程式、【「ノームコア(究極の普通)」×「エフォートレス・シック(肩肘はらないシック)」=「上品」×「ゆるっと」な装い】を参考にしてマイスタイルに変換。
マイスタイリングのテーマを【「ストリート」×「トラッド」or「アウトドア」=「遊び心」×「地に足ついた大人の色気」が漂う装い】に決定。すると、今まで“何となく”、欲しいとか必要だとか思っていた曖昧さがなくなり、心から欲しい服と必要な服が見えてきました。特に大切なのはパンツ選び。自分に似合う形と色、さらには良く手に取るパンツからスタイリングを逆算します。
こうしたイメージを持ってから、次に取りかかったのは、アイテムの組分け。デイリーユースのアイテムを1軍・2軍・3軍と分け、その他にもスタイリングのアクセントになるアイテムや、シーズン限定のアイテムなど、ジャンルごとにカテゴライズしました。
全てのアイテムを見える化してから、3軍のアイテムをはじめ「スタイルに合わない」「惰性で着ている」「なんか古いな」と感じるものは、どんどん捨てるボックスへ振り分けます。不要だと感じる服を減らすだけで、クローゼットはスッキリ!そこにあるいつもの服を、淡々ときても、おしゃれにスタイリングが決まるようになりました。
クローゼットが洗練されれば、日々のスタイリングも洗練され、本当に欲しい服や必要な服まで見えるようになります。これはきっと、テーブルコーディネートでも同じ。日々のアイテム探しにひと休みを。憧れのテーブルコーディネートをイメージしてから、理想の棚づくりを初めてみませんか?
クローゼットの断捨離と同じように、マイスタイルを決めて、今あるアイテムを組み分けて、捨てることで、洗練された棚を目指せば変化が起こるはず。少しでもヒントになればと、私の好きなテーブルコーディネートを紹介させてください。
まずは、朝食に。「カラフルな彩りでハートウォーミングな1日の始まりを」なんてテーマで、アラビアのパラティッシリーズを使用。忙しい朝に、手間をかけられずとも、楽しげな雰囲気のプレートで朝食をとれば、気分も上がるはず。
次は、「洗練された白磁の器でいつもよりシックな食卓」をテーマにしたランチタイム。アイテムは白を基調としてマイセンのロイヤルブロッサムシリーズや波の戯れシリーズを使用。上品な空間を作り出し、いつもより優雅な気分で、白から始まる世界観を満喫できます。
最後は、ゲストを招いたディナーで。「恩師への感謝を込めたシックな佇まい」をテーマに、有田焼やロイヤルコペンハーゲンを使用。セミフォーマルに近い仕上がりとなり、お客様をもてなすにぴったりのテーブルコーディネートです。
先ほどご紹介したテーブルコーディネートで使用したアイテムも添えておきますね。
※ ご覧の時期によって価格等ご案内の情報が異なる場合がございます。最新の情報は各店舗にてご確認ください。









