ロンドンオリンピック

この記事はに配信されたメールマガジン「ティータイム通信」コラムの復刻版です。当時のル・ノーブル編集部が、ウェッジウッド・エインズレイ・ロイカーカムにまつわるエッセイを綴りました。
※役職は配信当時のもので、現在は変更または退職している場合があります。

2012年は1896年に近代オリンピックの第一回が開催されて以来、30回目となるオリンピックがロンドンで開催されます。イギリスでのオリンピック開催経験はロンドンのみで1908年と、1948年の開催以来3回目、同一都市としては史上最多となります。

第30回ロンドン・オリンピックは2012年7月27日より8月12日の開催を予定しています。競技種目は前回の北京大会から2種目減って26競技を予定しています。

入場券は880万枚が発売され、一番高い席は開会式の最も良く見える席で2012ポンド(日本円で約25万円)、最も安い席は20ポンド(日本円で約2500円)です。

チケットの購入は2011年の3月~4月の間にチケット販売専用サイトにて申し込みをしなければならず、すでに英国在住者向けの入場券は、ほぼ発売されてしまいました。しかし入場券を買ったけど行けなくなった人が入場券を転売するための公式ウェブサイトが春に開設される予定で、買いそびれた人にもまだチャンスはあるようです。

メイン会場となるのは、ロンドン東部のオリンピックパークです。オリンピックパークがあるロウアー・リー・バリー地区は、もともと工場地帯であり、土壌汚染がひどく、ほとんどの土地が放置されていましたが、今回のオリンピックを機に巨額の費用をかけて土壌と河川の洗浄が行われました。

この地区内には学校や、さまざまなスポーツ施設、商業施設、教育施設などが建設されることが決まっており、1万1000戸の住宅が作られる予定です。入居可能になるのは2015年以降の予定なので、まだ先ですが、ロンドン東部の再開発につながり、まるまる1個の新しい街ができる予定になっているのです。

今年の夏にオリンピックが開催されるロンドンでは、いろいろなイベントが目白押しです。前回の2008年北京大会の直後から、4年間にわたりオリンピックの文化的側面に注目した芸術活動を推進するプログラムが進められており、その中心となるのは6月21日より9月9日まで開催される「ロンドン2011フェスティバル」です。

英国が世界に向けて発信する音楽・ダンス・演劇などさまざまなイベントが予定されており、中でも面白いのは7月14日にトラファルガー広場で行われる「Big Dance 2012」で、英国中から集まった何千人ものダンサーやパフォーマーたちが、一斉にダンスを披露するというスペクタクルな光景が展開します。

また今年はエリザベス2世女王の在位60周年記念の年。エリザベス女王は父ジョージ6世の死去を受け、1952年25歳の若さで即位しました。2011年5月にはジョージ3世(1738~1820年)を抜いて、英王室で歴代2位の最長在位記録を達成、2015年9月まで君主の座にいれば、ビクトリア女王(1819~1901年)を抜いて、歴代最長となります。現在女王は85歳とご高齢ですが、国民の人気は高く、公務を控える様子もなく、多忙な毎日を送っています。

2011年のウィリアム王子のロイヤルウェディングに続き、今年の英国は、大規模なイベントが立て続けに実施され、各国からの観光客が詰めかけ、国をあげてのお祭りとなるでしょう。

~英国が世界に誇る技術とデザインのブランド~・英国を代表する陶磁器メーカー「ウエッジウッド」・ロイヤルウェディングの贈り物にも使われた各時代の女王にもゆかりが深い英国製の「エインズレイ」・英国最大の陶磁器の産地ストークオントレントにあるメーカー。カラフルなファインボーンチャイナ「ロイカーカム」・英国のかわいいプリント生地が特徴。英国王室御用達「アルスター・ウィバース」

※ ご覧の時期によって価格等ご案内の情報が異なる場合がございます。最新の情報は各店舗にてご確認ください。

ABOUTこの記事をかいた人

「器の愉しさを、もっと身近に」という想いを胸に、代々のスタッフがバトンを繋いできた食卓のエッセイ集です。ある時は 古典文学に想いを馳せ、ある時はイースターの食卓を飾り付ける。京都発、器が大好きな私たちの、ちょっとマニアックで愛おしい「器と文化愛」が詰まったコラムたち。数十年にわたり、メールマガジンを通じて数万人の器ファンに届けられたコラムを復刻しています。