30代前半の私には懐かしいキャラクターです

この記事はに配信されたメールマガジン「ティータイム通信」コラムの復刻版です。当時のル・ノーブル編集部が、北欧・新春にまつわるエッセイを綴りました。
※役職は配信当時のもので、現在は変更または退職している場合があります。

30代前半の私には懐かしいキャラクターです。小さいときにテレビアニメで良く見ていました。(確か再放送?)なのに、なぜか結末を思い出せない・・・んですよね・・・。とにかく、そんな懐かしのキャラクターが今でも人気ってうれしいですよね。

ル・ノーブルでも大人気のムーミン。

そこで今日は、その思い出せない結末のモヤモヤも解消すべく、ちょっとムーミンについて調べてみました。〈ムーミン公式サイト http://www.moomin.co.jp/index.html〉

実は、ムーミンの小説は9冊が出版されており、初刊から30年近くに渡って描かれたムーミンのイラストは描かれた時期にキャラクターの姿や描き方が異なっているそうです。最初の作品「小さなトロールと大きな洪水」では水墨画のように濃淡をつけた背景の中、細身でまだ口のあるムーミンたちが描かれています。

初刊(1945年)から1年後の出版された2作目『ムーミン谷の彗星』では、今のムーミントロールに近い姿になっていて、ムーミントロール以外の登場人物、ムーミンパパ、ムーミンママ、フローレン、スニフ、スナフキンなども日本でもっともなじみのある「ムーミン谷の冬」で描かれた丸いムーミンの姿となっているそうです。この登場キャラクターの中にいる、「トゥーティッキー(おしゃまさん・おでぶさん)」を覚えていますか? このモデルになっているのが、原作者の「トーベ・ヤンソン 」です。(1966年に国際アンデルセン賞作家賞、1984年にはフィンランド国民文学賞を受賞。)

彼女の一家は1921年から1950年代の終わりまで、フィンランドの多島海を望むペリンゲという小さな村にある、一軒の家を夏の別荘の離れとして使用していました。その家の外トイレに鉛筆描きされていた、大きな鼻のその生き物こそが「初代ムーミン」ではないかといわれています。

トーベが20歳の時1934年に発表した黒いムーミントロール』という水彩画が、ムーミントロールのデビューです。その後、トーベはスウェーデンの雑誌『ガルム』で風刺画を描くようになり、イラストの中にムーミントロールらしい生き物を描いています。1953年からイギリスの新聞『イブニング・ニューズ』でコミックの連載が始まり、世界40カ国以上の新聞に掲載されると、ムーミントロールは世界中で愛されるようになったそうです。

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「器の愉しさを、もっと身近に」という想いを胸に、代々のスタッフがバトンを繋いできた食卓のエッセイ集です。ある時は 古典文学に想いを馳せ、ある時はイースターの食卓を飾り付ける。京都発、器が大好きな私たちの、ちょっとマニアックで愛おしい「器と文化愛」が詰まったコラムたち。数十年にわたり、メールマガジンを通じて数万人の器ファンに届けられたコラムを復刻しています。