この記事はに配信されたメールマガジン「ティータイム通信」コラムの復刻版です。当時のクリエイティブ担当・佐々木が、歴史・テーブルコーディネート・梅雨にまつわるエッセイを綴りました。
※役職は配信当時のもので、現在は変更または退職している場合があります。
5月5日はこどもの日でしたが、今年は残念ながら子供たちはなにかと不自由だったことでしょう。(保護者の方々は輪をかけてですが…)
世界のこどもの日
ちなみに中国では本日6月1日がこどもの日となっています。
もともと端午の節句は古代中国の発祥で、春節や中秋節などとならんで季節の重要な節目とされてきました。
日本には平安時代に伝わり、とくに武家のあいだで深く根付きます。邪気払いの「菖蒲」が「尚武」につながることからのようです。
その後この武家の風習が庶民にまで広がり、子供の健康と成長を祝うものとなっていきました。
ですから、中国では端午の節句がこどものための日というわけではないのです。
そもそも「こどもの日」というのは、1954年に国連が子供の福祉向上などを目的として各国に制定を勧告した「世界こどもの日」が直接のきっかけです。
どの日付にするかは各国の政府に委ねられたので、日本では端午の節句をこどもの日にすることになったのです。
たとえば、ブラジルのこどもの日は10月12日ですが、この日はもともと聖母マリアをお祝いする記念日でした。
また、インドでは、子供好きだった初代首相ジャワハルラール・ネルーの誕生日である11月14日がこどもの日となっています。
伝統的にあった子供にまつわる行事や風習、あるいは歴史的な記念日にこどもの日を重ねる場合が多いようです。
ただ、旧共産圏諸国などではこどもの日は6月1日となっています。1949年にモスクワで開催された国際民主婦人連盟の会議の決定がもとになっています。
さて、今年のこどもの日に家にこもりきりだった日本の子供たちも、学校が再開するなどして少しずつ日常に戻りつつあることでしょう。
ちなみに旧暦で考えると、今年の端午の節句は6月25日ですので、仕切り直しで家族団らんのお祝いをするのはいかがでしょうか。
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