タイトル ~オリーブオイルで美味しく健康に!~

この記事はに配信されたメールマガジン「ティータイム通信」コラムの復刻版です。当時のバイヤー米山が、母の日・端午の節句にまつわるエッセイを綴りました。
※役職は配信当時のもので、現在は変更または退職している場合があります。

今年のG.Wは大型連休。皆様のご予定は如何でしょうか?さて、皆様ご存知のように本日よりミラノで国際博覧会が開催されます!

今回のテーマは万博史上初めてのテーマ「食」!”地球に食料を、生命にエネルギーを”がテーマとなり、世界の異なる地域での食料不足の問題、食育の問題、遺伝子組換え物質といったテーマにいたるまで、食料に関する全てを含んだ広いテーマを扱っています。

そこで今回は「イタリア」・「食」つながりという事で、ル・ノーブルで扱っているイタリア産のオリーブオイルを紹介したいと思います。実はル・ノーブルでは食器だけではなく、食品も扱っているのです。選ぶ基準は食器同様、世界に通じる一流品かどうか。

海外の多くの取引先と信頼関係を蓄積して中で紹介してもらったのが、トスカーナ州で200年続く生産者、プルネーティ兄弟の工場でした。「大量生産のものではなく、食べる人に幸せを与える美味しいもの、良いものだけを作り続けたい」という彼らの信念は、弊社の信念である「世界中の優れた商品をお客様に届ける」という想いに合致。早速工場を訪問をし、ル・ノーブルで取り扱いをすることとなったのです。

プルネーティ兄弟の住むイタリアでは、イタリア産オリーブオイルの90%が南イタリアで大量生産されています。トスカーナ州の生産割合はイタリア全体で2%~3%程度。その為、そもそも純粋なトスカーナ産は非常に少ないのです。トスカーナ産と名乗っているオイルも、ほとんどは他所からもってきてボトリングをトスカーナでしているだけのものが多いのが実情です。安価なものはほとんどがそうといっても過言ではありません。純粋なトスカーナ産のオリーブオイルは今でも手作業でやっている為、コストが高く、売値も高くなります。

トスカーナはワインの名産地として有名な通りブドウやオリーブの生育にとって最適な場所と言われています。プルネーティ兄弟のある地域はその中でも最も有名な「キャンティクラシコ」という地域。ワイン好きの方ならご存知のワインの名産地です。ここで採れたオリーブの味はオリーブの中でも最良と言われています。

●オリーブオイルはフレッシュジュースオリーブオイルの作り方は旧約聖書の時代から現代まで基本的にはほとんど変わっていません。それは作り方が非常にシンプルだから。オリーブの実を搾って、水分と油分に分離する、ただこれだけです。果実を搾るだけでオイルになるのはオリーブだけ。つまりオリーブオイルはフレッシュジュースと呼べるのです。プルネーティ兄弟のオリーブ畑では丁寧に手摘みをして、落ちてしまったオリーブは一切使わない徹底ぶり。少しの雑味も入れないようにしています。また通常の工場では1回しかしない濾過も、プルネーティ兄弟の工場では2回濾過をして、よりピュアな味わいを追求しています。

抗酸化成分を多く含むオリーブオイルは、細胞の酸化を阻止するので、細胞の老化防止に役立つことが知られておりアンチエイジング効果が非常に高いのが特徴です。またコレステロール値を下げるオレイン酸も豊富で、血中の全ての脂質を改善する働きをもっており、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中などの血管から起こる病気の予防に役立つと言われています。実際にある実験で1ヵ月間オリーブオイルの摂取を続けたところ、同期間サラダ油を摂取した時に比べて血圧が降圧剤なみに下がった、との記録も出ています。

毎日大さじ一杯分(約15g)のオリーブオイルを普段の食生活に取り入れることで、美味しく健康に生活習慣病予防にも役立ちます。母の日の健康ギフトとして、大切な方への贈り物として、今年はオリーブオイルを選んでみませんか?

私たちもプルネーティ兄弟の工場を訪れた時に様々なオリーブオイルを試食をしてみてビックリ!オイルによってこれほど味が変わるのか!?という感動がありました。イタリアの人にとって、オリーブオイルは油ではなく正に「調味料」。日本人にとっての醤油のようなものです。しかもヘルシーな調味料なので、たっぷり使います。新鮮で製法のしっかりしたオリーブオイルはたっぷり使っても全く油っぽさがでないのが特徴です。

さて、話はがらっと変わりますが、もうすぐ母の日ですね。今回ご紹介したプルネーティ兄弟の住むイタリアでは母の日にカーネーションではなく、AZALEA(つつじ)を送ることも多いようです。(カーネーションはお墓参りなどに使われるお花で、普通花屋さんでも表には出していないそうです。)

実はつつじと言えば、ノーブルの本社がある京都府長岡京市の長岡天満宮の「霧島つつじ」も非常に有名です。市の天然記念物にもなっている霧島つつじは樹齢約150年と推定され、約60mに渡り植えられています。霧島つつじは一般的なつつじと違い、色が濃く花びらの密度も高いのが特徴です。深紅に彩られた霧島つつじを両側に歩く小道は、まさに別世界、おとぎ話の世界に来たような感覚になります。毎年4月下旬には多くの人が訪れ、思い思いの世界に浸っています。

初夏には菖蒲、夏には桔梗と、これからの季節にも様々な顔を見せてくれる長岡天満宮。皆様も是非京都に来られる機会があれば、少し足を延ばして長岡天満宮にもお越し下さい。

今回のコラムは米山でした。

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「器の愉しさを、もっと身近に」という想いを胸に、代々のスタッフがバトンを繋いできた食卓のエッセイ集です。ある時は 古典文学に想いを馳せ、ある時はイースターの食卓を飾り付ける。京都発、器が大好きな私たちの、ちょっとマニアックで愛おしい「器と文化愛」が詰まったコラムたち。数十年にわたり、メールマガジンを通じて数万人の器ファンに届けられたコラムを復刻しています。