新学期になり、新しく習い事を始められる方も多いのではない…

この記事はに配信されたメールマガジン「ティータイム通信」コラムの復刻版です。当時のバックオフィス石賀が、にまつわるエッセイを綴りました。
※役職は配信当時のもので、現在は変更または退職している場合があります。

新学期になり、新しく習い事を始められる方も多いのではないでしょうか。私は趣味でフラワーアレンジメントを習っています。興味はあるけど。。という方に、本日はフラワーアレンジメントの魅力をご紹介したいと思います。

きっかけは東京にある小さな花屋さんでした。個人経営のお店で、とても可愛い手ごろなブーケが置いてあり、ディスプレイを覗いているうちに毎週購入するようになりました。

ある日、購入したブーケを縛っていた紐を外して自分で組み直そうとしたところ、全く元通りに戻りませんでした。たった数本の組み合わせでも少し位置が変わるだけで全く見え方が変わることに初めて気が付きました。

自分でもブーケを作ってみたいという思いから、その翌週から店員さんにレッスンの問い合わせをして習い始めました。

習ってみて面白いなと思ったのは、それぞれ花にはベストポジションの向きがあり、それを踏まえて位置を組んでいくことです。この花はどの位置が可愛く見えるかな?と考えて見つめるのはとても楽しい時間です。

実生活では私たちは時間に追われていることが多いと思います。仕事、家事。。いかに手早く、効率よく進められるかを求められる場面は多いのではないでしょうか。

趣味の時間でじっくり植物の柔らかさに触れ、温かい色彩を眺めて息抜きをすることは良いガス抜きになると思っています。

また、習っていて気付いたのは先生が花を「この子はここに。。」という風に、大切に生き物の扱いをされていたことです。

花は生き物ですがしゃべったり、動く事がないので、そういった話し方をされるのを初めは面白いな、と思っていましたが、時間が経つにつれ、花が好きで個々にしっかり向き合っていらっしゃるが故に、そういった扱いになるのだろうなと感じました。そして、そんな心持ちの先生は、日々優しく気持ちに余裕があるように見受けられました。

春はとりわけ花が生き生きして見える季節です。是非日々の暮らしにお気に入りの花を取り入れてみませんか?

※ ご覧の時期によって価格等ご案内の情報が異なる場合がございます。最新の情報は各店舗にてご確認ください。

ABOUTこの記事をかいた人

「器の愉しさを、もっと身近に」という想いを胸に、代々のスタッフがバトンを繋いできた食卓のエッセイ集です。ある時は 古典文学に想いを馳せ、ある時はイースターの食卓を飾り付ける。京都発、器が大好きな私たちの、ちょっとマニアックで愛おしい「器と文化愛」が詰まったコラムたち。数十年にわたり、メールマガジンを通じて数万人の器ファンに届けられたコラムを復刻しています。