この記事はに配信されたメールマガジン「ティータイム通信」コラムの復刻版です。当時のバイヤー・米山が、靴・クリスマス・北欧にまつわるエッセイを綴りました。
※役職は配信当時のもので、現在は変更または退職している場合があります。
サンタさんといえばフィンランドやノルウェーなど寒い国からやってくるイメージがありますが、モデルとなった人物は、実はトルコに実在した聖人だった、というのはご存知でしょうか。
12月も折り返し地点です。来週はいよいよクリスマス。
クリスマスに必ず登場するサンタさん。
今回のコラムはサンタクロースにまつわるお話をしたいと思います。
サンタクロースは、トルコに実在した「聖ニコラウス(St.ニコラウス)」から生まれた名前です。
聖ニコラウスは幼い頃に両親を失いましたが、幸いにして両親が多くの財産を残していたため、裕福に育ちます。
さて、青年となったニコラウス。
ある日、一軒の貧しい家庭の話を耳にします。あまりの貧しさに、娘3人を売ろうとしている父親を哀れに思い、ある晩、金貨の入った袋をその家の窓から投げ入れたのです。
金貨を投げ入れた袋が、当時の靴下のようなものであったことからプレゼントを靴下にしのばせるという風習が生まれたといわれており、これが「クリスマスプレゼント」の始まりです。
敬虔なキリスト教徒であったニコラウスはその後、司教となり、キリスト教の布教に力を注いだといいます。そして、守護聖人としてあがめられるようになり「聖(セント)ニコラウス」と呼ばれるようになりました。
うそかまことか、ニコラウスは聖人としてあがめられてはいるものの、非常に血の気が多い人物だったようで、キリスト教の弾圧に激しく抵抗したため、後世になり発見された遺骨は、鼻が折れた状態だったそうです。
また、彼の遺骨は「奇跡の遺骨」といわれており、遺骨からかぐわしい香りの水が今でも湧き出て、遺骨を浸しているといわれています。棺の蓋が前回開けられたのは1950年代といわれておりそれ以降、遺骨を目にした人はいません。
オランダで14世紀頃から聖ニコラウスの命日である12月6日を「聖ニコラウス祭」として祝う習慣があり、オランダ語の「シンタクラース」から「サンタクロース」という言葉が生まれ、それが現在の語源になったといわれています。
ちなみに、サンタクロースの「白ヒゲ・赤服」のイメージが広がったのは、有名飲料水メーカーの宣伝絵からといわれています。
遺骨から復元された実際の聖ニコラウスは私たちが思い描いている恰幅のいい白ひげのおじいさんとはまったく違った日に焼けた、たくまし~い顔立ちをしていたようです。
サンタクロースといえば8頭のトナカイも忘れてはいけません。すべてのトナカイに名前がついており、描かれている特徴から雌のトナカイではないかと言われています。
さあ、一年に一度のクリスマス、今年は誰と一緒に過ごしますか?
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