器のお手入れ方法

この記事はに配信されたメールマガジン「ティータイム通信」コラムの復刻版です。当時のル・ノーブル編集部が、和・ティータイム・七夕にまつわるエッセイを綴りました。
※役職は配信当時のもので、現在は変更または退職している場合があります。

食器が好きな人は和食器、洋食器なんでも好きっていう人が多いですよね。ほとんどの家庭の食器棚には磁器と陶器が混合していることが多いと思います。けれど意外と素材や性質を知らず日々、器を痛めている場合があります。

それぞれの器の特徴を知って丁寧に扱えばいつまでも長くきれいに使えます。

食器の素材は大きく分けて「磁土」「陶土」「半磁土」があります。

使いはじめとお手入れ

磁器比較的お手入れは簡単です。初めて使用する前にテーブルにあたる高台部分を確認しザラつきが気になる場合にサンドペーパーで磨くか2つの磁器の高台を水に濡らし円を描くようにこすり合わせると滑らかになります。汚れがつきにくい磁器でも紅茶やコーヒーなどの飲み干しをそのままにしておくとだんだんと汚れが付着しやすくなり、シミの原因となります。使用後はすばやくすすいでおきましょう。

陶器陶器の場合初めて使用する前に米のとぎ汁で数分煮ると細かな穴にとぎ汁の粒子が入り隙間を埋め汚れが染み込みにくくなります。器自体も引き締まり、衝撃にも強くなり長持ちします。

貫入のある器は使用する度に十分に水を含ませることで油や汁の染み込みを十分に軽減できます。それでもやはり年月とともに貫入部分には染みがついてしまいますが気に入って使いこんだ証し、「味」となるので陶器を使うひとつの楽しみです。

使用後はすぐに洗い、つけ置きはしないようにします。他の油のついた食器などと一緒につけるとやはり汚れた水を吸い込み、汚れとカビなどの原因となります。焼き締めの食器はたわしを使うと良いでしょう。洗ったあとは十分に乾かしてから収納します。

電子レンジや食洗機の使用は?

磁器以外の食器は基本的にはNGです。電子レンジを使用すると陶器などの場合は無数の穴に水分がたまりそれが膨張し、割れの原因となります。食洗機は水の水圧に負けてしまう恐れがあります。磁器でも金彩などが施されている場合も使用できません。

自分の大切にしている食器を末永く愛用できるように

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ABOUTこの記事をかいた人

「器の愉しさを、もっと身近に」という想いを胸に、代々のスタッフがバトンを繋いできた食卓のエッセイ集です。ある時は 古典文学に想いを馳せ、ある時はイースターの食卓を飾り付ける。京都発、器が大好きな私たちの、ちょっとマニアックで愛おしい「器と文化愛」が詰まったコラムたち。数十年にわたり、メールマガジンを通じて数万人の器ファンに届けられたコラムを復刻しています。