母の日

この記事はに配信されたメールマガジン「ティータイム通信」コラムの復刻版です。当時のクリエイティブ担当山口が、母の日・ギフト・歴史にまつわるエッセイを綴りました。
※役職は配信当時のもので、現在は変更または退職している場合があります。

新緑のまぶしい、爽やかな季節になりました。憲法記念日、みどりの日、こどもの日とイベントが多い月ですが5月の第2日曜日は「母の日」です。

若い時には照れくさくて素直に伝えられずプレゼントなどもあげられませんでしたが、最近ではようやく食事に誘ったりプレゼントを贈れる年齢になってきました。

そもそも母の日は古代ローマ時代の神々の母リーアに感謝する春祭りを起源とする説や、17世紀のイギリスで復活祭(イースター)の前の日曜日を「マザーズ・サンデー」としていたことに由来するなど様々な説があり、古代から「お母さんに感謝をする」ことが行われていたようです。やはり母は古くから偉大だったのですね。

カーネーションを贈る理由

アメリカに住むアンナ・ジャービスという少女の母親が亡くなりその3年後の1908年5月10日、彼女はフィラデルフィアの教会で、亡き母を追悼するために白いカーネーションを祭壇に飾り、出席者にも配りました。白いカーネーションは、彼女の母が好きな花だったそうです。この出来事をきっかけに5月の第2日曜日が母の日に制定されました。当初は母親が健在な人は赤いカーネーションを、母親が故人である人は白いカーネーションを自分の胸に飾っていました。それがやがて母親本人にカーネーションを贈る習慣へと変化し、現在ではカーネーションを贈るという型にはとらわれず、自分が贈りたい物や母親が望むものを贈るのが主流になってきています。

◆まるで生花のような瑞々しさと色の鮮やかさ。「プリザーブドフラワー」

母の日のプレゼント何にしようかとお悩みの方も多いのではないでしょうか?貰って嬉しかったプレゼントの上位に「手紙」と言う意見があるそうです。もちろん高価なプレゼントも喜ばれると思いますがやっぱり家族の「気持ち」は嬉しいものですね。普段は恥ずかしくて口には出せないけど…。感謝の言葉を綴った手紙をプレゼントと一緒に贈ってみてはいかがでしょうか?

母の日は日頃の感謝を母へ伝えるとともに、「母の愛」を改めて考える日でもあるのではないでしょうか。幼い頃、病気がちで入退院を繰り返していた私を仕事が終わってから毎日看病しに来てくれたこと。毎日、お弁当を作って洗濯をして、掃除をしてそれでも弱音を吐かず家族の為に頑張ってくれていたこと。母の大きさ、深い愛情を改めて感じます。みなさんも年に一度の母の日は、ぜひ「お母さんを想う時間」を大切にしてみてはいかがでしょうか。

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「器の愉しさを、もっと身近に」という想いを胸に、代々のスタッフがバトンを繋いできた食卓のエッセイ集です。ある時は 古典文学に想いを馳せ、ある時はイースターの食卓を飾り付ける。京都発、器が大好きな私たちの、ちょっとマニアックで愛おしい「器と文化愛」が詰まったコラムたち。数十年にわたり、メールマガジンを通じて数万人の器ファンに届けられたコラムを復刻しています。