香りはストレスの処方箋

この記事はに配信されたメールマガジン「ティータイム通信」コラムの復刻版です。当時のショップスタッフ岩本が、ハロウィンにまつわるエッセイを綴りました。
※役職は配信当時のもので、現在は変更または退職している場合があります。

10月1日は「コーヒーの日」。私は大のコーヒー好きです。(ここで珈琲が苦手な方はサラッと流してください・・・)

気分転換したい時、疲れた時などにコーヒーの香ばしい匂いに落ち着き、癒されます。こんな事はは皆さまも日常で経験されていると思います。コーヒーの香りにはリラックス効果があるとされています。香りによって脳にアルファ波が多くでて、リラックスした状態になるとのこと。アルファ波の状態というのは、覚醒と睡眠の間で、精神活動が活発な状態だそうです。

面白い実験結果では、コーヒー豆の煎り方によってもアルファ波の出方に差が出て、深煎りの香りがより多くのアルファ波を出すという実験結果もあるようです。また、豆の種類によっても違いがあり、アルファ波を多く出したのは、グアテマラやブルーマウンテンだったそうです。

私がコーヒー好きになったのは・・・初めてアルバイトをしたのが珈琲専門店でした。朝早くからのアルバイトだったので、眠気覚ましにと濃いめのコーヒーをブラックで飲ませてもらった、それが「大人の味」との出会いというのでしょうか。今でも、香ばしい匂いと共にその頃の記憶がよみがえってきます。

匂いの記憶は薄れにくいともいわれています。この嗅覚というのは五感の中でも特殊な存在のようで、嗅覚だけが本能的な行動や感情に直接作用し、匂いから思い出される記憶は他の感覚器からの刺激よりも情動的な反応を引き起こす、ということも分かってきているようです。むつかしい内容はさておき、個人的にはコーヒーの香り以外では、普通ではあまり嗅ぐことも少ないと思いますが、「びんつけ油」の匂いが幼少時代から親しんでおりました。毎年、近隣の寺に相撲部屋が来るので、私にとって「びんつけ油の匂いは春の匂い」と感じておりました。

さて、皆さまはどんな香りに癒されたり、懐かしい記憶がよみがえりますか?

コーヒー消費量ランキング1位の京都より

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ABOUTこの記事をかいた人

「器の愉しさを、もっと身近に」という想いを胸に、代々のスタッフがバトンを繋いできた食卓のエッセイ集です。ある時は 古典文学に想いを馳せ、ある時はイースターの食卓を飾り付ける。京都発、器が大好きな私たちの、ちょっとマニアックで愛おしい「器と文化愛」が詰まったコラムたち。数十年にわたり、メールマガジンを通じて数万人の器ファンに届けられたコラムを復刻しています。