この記事はに配信されたメールマガジン「ティータイム通信」コラムの復刻版です。当時のル・ノーブル編集部が、歴史・七夕にまつわるエッセイを綴りました。
※役職は配信当時のもので、現在は変更または退職している場合があります。
京都といえば、冬の底冷えと盆地特有の蒸し暑さ。7月に入ると梅雨の鬱陶しい季節が終わり、これからうんざりするような暑さが到来します。周囲を山に囲まれて風が通らず、残暑も厳しい京都。だからこそ人々は、日々の生活の中でいかにして涼をとるか、さまざまな工夫を凝らしてきました。
現在の納涼床の期間は5月1日~9月30日。二条大橋から五条大橋あたりまで2.5キロに料理屋、旅館など約90軒以上のお店が鴨川べりに床を組んで営業しています。(川床情報については、京都まるごとポータルサイトのホームページで見ることができます。http://www.e-kyoto.net/topics/05yuka/index.htm)
そして今年からなんと「スターバックコーヒー」の床が初お目見え。スターバック三条大橋店が丸テーブルにイスを並べた35席が用意されています。このように納涼床も現在では、コーヒーショップ、ワインバー、ショットバーそして京料理をはじめフレンチ、イタリアン、韓国、トルコ、タイ料理など多様化がすすんでいるようです。しかし、納涼床には伝統や景観を損なわないように出店者には規則があるのです。まずは床の基準です。高さは、3.6メートルまで、出張りはみそそぎ川東岸より1.5メートル手前まで。手すりの高さや材質、装飾まで制限があります。営業時間や照明も明るくても暗くてもだめ。屋根をつけることもいけません。カラオケや楽器演奏、演芸もご法度です。このように出店者は時代とともに多様化していますが、伝統と文化を守っていく心意気は変わりません。
夏の京都観光は暑くて・・・という方も、今に残る京都ならではの涼を楽しむ文化をぜひ体験してみてください。(京都の観光情報は観光協会のホームページからもごらんいただけます。http://www.kyokanko.or.jp/)
※ ご覧の時期によって価格等ご案内の情報が異なる場合がございます。最新の情報は各店舗にてご確認ください。







