この記事はに配信されたメールマガジン「ティータイム通信」コラムの復刻版です。当時のショップスタッフ・今村が、歴史・ハロウィンにまつわるエッセイを綴りました。
※役職は配信当時のもので、現在は変更または退職している場合があります。
すっかり秋の気配が感じられる季節になりました。私は涼しいというよりも、少し肌寒いと感じるこの季節が大好きです。
「食欲の秋」と言われているだけあって、秋の味覚は絶品です。栗にマツタケ、サツマイモ、秋刀魚、梨、葡萄に銀杏。そして新米。秋の味覚は日本の良さがしみわたっているように感じます。
また、「紅葉」も秋の代名詞ですよね。ここ京都は行楽シーズンになるとたくさんの人が観光に来られ大賑わい。そんな町中から少し歩くと歴史的建造物がちらほら・・・。そこから眺める紅葉は風情があり心を和やかにしてくれます。忙しい毎日から安らぎを求めに来られる方が多いのではないでしょうか。
やはり秋になると休日にお出かけするのが楽しくなります。何より「アクティブに休日を過ごしたい」という願望が強い私は子どものように早く外に遊びに行きたくてウキウキしています。
そんな、秋を楽しむイベントがあることをご存知ですか?10月31日、Halloweenです。
日本でも季節のイベントとして楽しむ方が増えていますが、あまり馴染みがないため、ご存知ではない方も多いと思います。私自身、仮装をしてお菓子をもらって楽しむものとしか知らなかったので、少し調べてみることにしました。
ハロウィンは、キリスト教の諸聖人の祝日「万聖節」の前夜祭で、収穫への感謝とともに悪魔払いをするお祭りです。カボチャなどのウリ類をくりぬいて提灯をつくり、藁人形やムギの穂でさまざまの動物をつくり、仮面、仮装して行列し、広場のたき火の周りで歌ったり踊ったりし、最後に人形を燃やすものだったそうです。
万聖節はAll Hallow’sと言う為、その前日である事からAll Hallow’s Eveと呼ばれていたのが、Hallow E’enとなり、短縮されてHalloweenと呼ばれるようになったといいます。
このお祭りは長い歴史の中で古代ケルト人をはじめとして、古代ローマやキリスト教という3つの民族の文化が混合してできたお祭りです。古代ケルト人は、1年の終わりを10月31日と定め、その夜を死者の祭としたそうです。11月1日に暦が変わるため、年が変わる10月31日の夜に、祖先の霊ばかりでなく、悪霊や魔女がやって来て災いをもたらすと信じられており、我が身を守るために仮面をかぶり、火をたいて霊を呼び戻したり、悪霊を追い払うようになりました。
やがてこれが移民とともにアメリカに伝わりましたが、この祭を子どもが大変怖がったため、子どもも楽しめる行事に変化していったそうです。
もともとのハロウィンは、大きく言うと日本でいう大晦日や、お盆の行事にも通じるものがあるのかも知れません。
では、ハロウィンってどのようなことをするのでしょうか?
アメリカでは、ハロウィンの夜、家々にジャック・オー・ランタン(かぼちゃのランタン)の灯りが灯るころ、仮装した子どもが近所を訪ねてまわり、家々でお菓子を貰う風習があります。「Trick or treat?」(いたずらされたい?いやなら接待して)という決まり文句を言ってお菓子をもらうことになっています。
これは中世のなごりで祭り用の食料をもらって歩いた農民の様子をまねたもののようです。10月31日の夜は、この世とあの世の境目がなくなり、あの世の悪霊、死者の霊たちがあの世からこの世にやってくると信じられていました。それで、人々はそれぞれ仮装して悪霊たちの目をくらまし、自分に乗り移らないようにしたのです。
かぼちゃをくり抜いて作る、おばけかぼちゃのランタンを飾り、この灯りをたよりに精霊がやってきます。悪霊は怖がって逃げるといわれているため、玄関や窓辺にランタン灯してハロウィンを迎えます。
ハロウィンのモチーフをとり入れ、オレンジと黒をテーマカラーにしてディスプレイしてみたり、ミニかぼちゃをアレンジしてみるだけでも季節の素敵なアクセントになりますね。私も今年は自家製のかぼちゃを使ってランタンをつくってみようと思います。
日本ではあまり馴染みがないため、仮装をしてご近所を練り歩くわけにはいきませんが、仲間同士で楽しむなら問題ありませんよね!おうちで仮装し、かぼちゃ料理やお菓子を準備して、ハロウィン・パーティー!今年のハロウィンはジャック・オー・ランタンの暖かい光の中でホームパーティーなどいかがでしょうか。きっと笑顔があふれる素敵な夜になること間違いありません。
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