この記事はに配信されたメールマガジン「ティータイム通信」コラムの復刻版です。当時の担当・広瀬が、ジムトンプソン・歴史・晩秋にまつわるエッセイを綴りました。
※役職は配信当時のもので、現在は変更または退職している場合があります。
ネクタイって何? 何のために締めるの?かっこいいから? 宴会でハチマキにするため?夏は暑いし、作業をする場合はじゃまだし、面倒に思いながら毎日締めてらっしゃる方も多いと思います。
ネクタイの歴史いつから結ぶようになったのでしょう?最初はスカーフから進化したもののようですが調べているといろいろな説があります。ある資料では、中国最初の皇帝、秦の始皇帝(紀元前259から210年)の陵墓の地下で副葬された、7千500体もの素焼きの兵士の首に巻かれたスカーフがもっとも古いものとあります。それ以降長年の間に製作された無数の中国絵画や彫刻には、スカーフをつけた人物はただの一人も見つからず謎につつまれています。もう一点は、古代ローマの兵士達で西暦113年、トラヤヌス帝がローマに建立したトラヤヌスの円柱には2500人の人物が刻まれておりその多くは首に布を巻きつけた姿で描かれています。防寒以外の目的に兵士達の「お守り」としての奥様や恋人からの贈りものとされていました。だから今でも、男性が締めているのですね。現代に置き換えるとビジネスの場は男にとって戦場だということでしょうか?奥様が旦那様にネクタイを締めてあげたり、大切な方へネクタイをプレゼントをするのは無意識に「無事と仕事の成功」の祈りを込めていたと思えば納得です。そして最も一般的な説として、17世紀、クロアチアの兵士がつけていたものをフランスのルイ14世が気に入って広めたとの説です。最初は細長い矩形の布で平織りの布のレースを施したもので、首に1巻きまたは2巻きしてから正面で結ぶか留めるかし両端はたらしていました。その後、装飾の大げさなもの、振り向くのもままならないほど巻きつけたりと華美になっていきましたが、大衆化になるにつれてシンプルで結びやすいものと変化していき、今の原型が生まれたのは19世紀になってからです。日本では最初にネクタイをした日本人はジョン万次郎と言われています。1851年米国から帰国の際の所持品の内「白鹿襟飾三個」の記録が残っています。その後、明治維新を経てヨーロッパ、アメリカの文化が受け入れられ1874年(明治17年)には国産ネクタイも売られるようになりました。
現在では信用の象徴、自己主張として世界中のビジネスマンに利用されています。あるファッションエッセイストは、ネクタイは紳士として扱われる「パスポート」とおっしゃってます。ホワイトカラーのステータスを示し、会社に隷属しているというシンボルでもあるらしいです。どうせ締めるなら自分らしいコーディネートを楽しみながら、場面、場所に合わせて使いわけてみてください。余談ですが、日本人の平均ネクタイ所持は、7~8本だそうです。
【ジムトンプソン】当社では、タイシルク素材の「ジムトンプソン」を扱ってます。アメリカ人「ジムトンプソン」により、衰退の一途にあったタイシルクを復活させて、いまではタイのブランドの象徴ともいえるまでとなってます。シルクなのでシワになりにくく、締めるときにも素材がすべりやすいので結びやすい!色別にいくつかご紹介をさせて頂きますのでよろしければご参考下さいませ。
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