この記事はに配信されたメールマガジン「ティータイム通信」コラムの復刻版です。当時のEC運営スタッフ・伊波が、靴・ベビーシューズ・シューズにまつわるエッセイを綴りました。
※役職は配信当時のもので、現在は変更または退職している場合があります。
映画「Sex and the City」の中で、自分はいい女だと奮起させるため、自分
― とびきりいい靴をはきなさい。
いい靴は履き主を素敵な場所へ連れて行ってくれる ―
フランスのことわざとも言われていますが、ある漫画の中で主人公が憧れ
の女性から素敵な靴とともに贈られた言葉です。
私と同世代の女性であれば、この言葉に感銘を受けた人も多いのでは、と
思います。
洋服を買いに出掛けたのに靴を買ってしまった・・
小さい頃、こっそり母の大人のハイヒールを履いてみた・・
など誰もがもつそんな経験。
靴は私たちの毎日に欠かせない存在です。また私にとっては、新しい一歩を
踏み出すとき、自分に自信が欲しいとき、落ち込んだ気分を忘れさせてほし
いときなど、ときとして女を支える相棒にもなったりします。
映画の中にも、女の人生を象徴する、心に響く言葉が数多く登場します。
― シングルウーマンの道は平坦ではない、
だから歩くのが楽しくなる特別な靴が必要なのだ ―
― この靴 訴えてる?
私は美人でパワフル あんたには負けない ―
らしい輝きとともにの主人公が放つセリフ。
― 私たちは何度もすりむいて、自分だけの靴を見つける ―
映画「In Her SHOES」の靴探しと人生探しはどこか似ていると思えるこの
を見ることができるのも楽しみの一つです。
そして、欧米の人にとって、靴はなにか不思議な素晴らしい魔力を持ってい
るようで、童話「シンデレラ」のガラスの靴、「長靴をはいた猫」のブーツ、
「オズの魔法使い」の銀色の靴など、靴が主役をつとめたり、重要な脇役と
して登場する作品も多く伝えられています。
さらに、ヨーロッパでは、「玄関にベビーシューズを飾ると幸運が訪れる」
という言い伝えがあり、結婚のお祝いに靴を贈る習慣や家族の誕生日や記
念日に陶器の靴を贈るという習わしもあるようです。
ほかにも、ご主人の転勤でドイツに引っ越しをした友人の車のミラーに
ベビーシューズがぶら下げてあったので尋ねてみると、「ベビーシューズが
あると赤ちゃんが履きにやってくる」などの話もあって、子宝祈願のお守
りにしているようでした。
今回靴についての本を読み、日ごろ、何気なく履いている靴が少なくとも
10~20種類以上の部品から成り立ち、そのそれぞれの工程で専門に作られ、
何百というプロセスを通過して初めて一足の靴になることを知りました。
言い伝えや職人の技術、ちょっと足元の世界観が変わりませんか。
最後に、ちょっと役に立つ情報を。
・靴を選ぶなら、夕方か夜に。
足のサイズは午後3時以降の方が朝より大きく膨らんでいる人の方が多い
のだそうです。
・靴を長もちさせるには、まず一日履いたら二日以上休ませるのが原則。
一足を続けて履くより、二足を交互に履くだけで三倍もつのだそうです。
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