2013年 パンスターズ彗星

この記事はに配信されたメールマガジン「ティータイム通信」コラムの復刻版です。当時のル・ノーブル編集部が、ひな祭りにまつわるエッセイを綴りました。
※役職は配信当時のもので、現在は変更または退職している場合があります。

先月ロシアとカザフスタンの国境付近に隕石が落下した事は皆様もご存知でしょう。インターネットでも動画がアップされておりその様子を見る事ができるのですが、私も隕石落下の迫力ある映像に驚かされました。

昨年の5月は932年ぶりの金環日食が話題となりましたが、ここ最近ではこのロシアの隕石が天体に関する大きなニュースでした。

けれども2013年は隕石以外にもまだまだ話題になりそうな出来事があります。それが「彗星」です。肉眼でも観測可能と言われている彗星は10年の一度程度しか観測出来ないのです。ですが今年はそんな珍しい彗星が3月にパンスターズ彗星、11月にアイソン彗星を観測できます。まさに2013年は2大彗星ショ―の年となるのです!

ところで皆様は彗星の正体をご存知でしょうか?実は彗星そのものは氷とチリの塊なのです。この氷の小天体が太陽系の外からやってきて、太陽の近くを通過していきます。その際、太陽の熱で氷がガスと太陽の光を強く反射して明るくなります。これが突如、夜空にほうきのような尾を引く姿となって表れるという訳です。

今月3月にやってくるパンスターズ彗星は太陽系よりも大きな楕円の軌道を描いており、もう地球には帰って来ないだろうと予想されています。私はこのようなスケールの話を聞くと膨大な宇宙の広さを実感させられると共に、この彗星と地球が出会う偶然性にロマンを感じてしまいます。

先にもお話しました通り、パンスターズ彗星は望遠鏡など使わずに肉眼で観測出来る大きな彗星です。当初の予想よりは明るく光っておらず肉眼での観測が危ぶまれてはいますが、気候条件が良ければ見られるという事なので期待したいですね。もし肉眼で観測出来ると、北半球では1997年のヘール・ボップ彗星以来16年振りとなります。私はまだ幼く記憶になかったので、今年の2大彗星は観測できる日を心待ちにしています。

パンスターズ彗星が観測出来るのは明け方と夕方の西の空。

3月の夜は西の空にパンスターズ彗星を探してみて下さい。特に日没直後が観察のチャンスです。

また3月には彗星と一緒にホワイトデーもやってきます。ル・ノーブルには夜空の星にも負けない素敵な輝きを放つアイテムが揃っておりますので、バレンタインのお返しには、星をモチーフとしたアイテムをプレゼントしてパンスターズ彗星来訪の思い出とされては如何でしょうか?

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「器の愉しさを、もっと身近に」という想いを胸に、代々のスタッフがバトンを繋いできた食卓のエッセイ集です。ある時は 古典文学に想いを馳せ、ある時はイースターの食卓を飾り付ける。京都発、器が大好きな私たちの、ちょっとマニアックで愛おしい「器と文化愛」が詰まったコラムたち。数十年にわたり、メールマガジンを通じて数万人の器ファンに届けられたコラムを復刻しています。