この記事はに配信されたメールマガジン「ティータイム通信」コラムの復刻版です。当時のバックオフィス・岡本が、端午の節句にまつわるエッセイを綴りました。
※役職は配信当時のもので、現在は変更または退職している場合があります。
今回は江戸の庶民の食生活を覗いてみたいと思います。今と比べて昔はどうだったのでしょうか。江戸時代には、人口も100万人を超え、食べ物商売も活気がありました。
当時は店内で食べるというよりは、多くは屋台で楽しまれていました。防火の観点からも屋内で火を扱うものは危険なので屋外で提供されていました。
現代の人気のある食べ物と比べてみましょう。
●牛丼に対するは、鰻丼。ごはんの上に蒲焼をのせて食べました。もちろん、国産天然もの(江戸湾産)です。
●ラーメンに対するは、そば。汁には醤油と鰹節を使い、かけそばやもりそばで食べました。麺状にして食べるようになったのも、江戸時代以降のことです。
●回転寿司に対するは、にぎり寿司。海老、まぐろ、こはだ、あなご、卵等をにぎっていました。
●フライドチキンに対するは、天ぷら。あなご、芝海老、こはだ等を揚げ、天つゆに大根おろしを添え、食べました。
さらに、スィーツは、どうかというと、まんじゅう、だんご、ところてん、しるこ、スイカ等が売られていたようです。
コンビニは、ありませんでしたが、天秤棒をかついで魚、野菜も売って歩いていました。
おでん、田楽なども串にさして売られてましたし、惣菜売りなどもあり、単身、江戸に仕事を求めてやって来た男たちにとって非常に便利でした。
醤油、鰹節、砂糖も同時に広まりました。砂糖は、以前は中国等から輸入していたため、大変高価だったのですが、このころから、生産が国産化され安く手に入るようになりました。
こうしてみると、今、私達が食べているものの多くは、江戸の時代から受け継がれていることが分かり、大変興味深いですね。江戸時代の庶民も今と変わらない食生活をエンジョイしていたようですね。
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