毎日朝ドラ(・・といってもお昼か深夜)を見ていて、一番懐…

この記事はに配信されたメールマガジン「ティータイム通信」コラムの復刻版です。当時のショップスタッフ南村が、マイセン・グラス・ティーセットにまつわるエッセイを綴りました。
※役職は配信当時のもので、現在は変更または退職している場合があります。

毎日朝ドラ(・・といってもお昼か深夜)を見ていて、一番懐かしく感じるのは手作りされた衣類。お母さんのお針仕事。

電化製品は今も進化していて、家事の手順もすっかり変わってしまいました。それでも、 料理をする、掃除・洗濯をするという日常は変わってはいません。

やらずに済む選択肢も出来てはいます。 それでもスイッチ一つ! ではあっても、毎日の生活の一部であることに変わりはありません。

でもお裁縫に限ってはすっかり手を離れていませんか?

お針仕事は『趣味の世界』になったように感じてしまうのです。 衣類は作るものでなく選んで買うものになりました。

そんな今「お誂え」 がこっそり人気なことを知りました。

プロの力を借りて自分だけの一着を作っていただく。

もちろんずっと『あつらえ』で過ごしていた方もいらっしゃるでしょう。でも『あつらえる』というと大変高価な着物や背広のイメージがあって、とても手が出ないものと思って いました。

そこでまず日常使いの生地を選んでみました。 生地を選んで、デザインを相談 してまずは一着。

オーダーした一着が出来上がるまでには、確認を重ねる手間や時間が必要です。 でも、自分の選んだものが作られている・・と考えるとその手間も時間も大切なものに感じられます。

やっと届いた私だけの一着。何とも着心地良く今までにない感触。  なにより「私のために」作られたものという愛しさを感じました。

誂えの楽しみはもちろん衣類に限りません。

テーブルウェアをプロの技術を使って、自分好みのオンリーワンにすることもできます。

もともと王族・貴族からの注文で作られることの多かった洋食器は、まさにお誂えのオ ンパレード。

あのマイセンのティーセットが、自分の好きな花をメインにした 『私の為のティーセット』として やってくるまでは 約1年。 マイセンのぺインターさんが私の選んだ花を描いていてくれているんだと思うと、特別な1年になりますね。

もう仁はグラスにエッチング。プレゼントとしても喜ばれるサービスですが、ぜひ我が家のグラスとして楽しみたい。  家族のイニシャルを入れれば、毎日のグラスも大切に長く使えそうです。

お誂えの世界をあなたも楽しんでみませんか。

※ ご覧の時期によって価格等ご案内の情報が異なる場合がございます。最新の情報は各店舗にてご確認ください。

ABOUTこの記事をかいた人

「器の愉しさを、もっと身近に」という想いを胸に、代々のスタッフがバトンを繋いできた食卓のエッセイ集です。ある時は 古典文学に想いを馳せ、ある時はイースターの食卓を飾り付ける。京都発、器が大好きな私たちの、ちょっとマニアックで愛おしい「器と文化愛」が詰まったコラムたち。数十年にわたり、メールマガジンを通じて数万人の器ファンに届けられたコラムを復刻しています。