この記事はに配信されたメールマガジン「ティータイム通信」コラムの復刻版です。当時のクリエイティブ担当・長谷川が、新春・ハレの日・テーブルコーディネートにまつわるエッセイを綴りました。
※役職は配信当時のもので、現在は変更または退職している場合があります。
「ハレ」の日とは、普段の生活を示す「ケ」に対し、冠婚葬祭やお祭りなどの年中行事が行われる改まった非日常の日のことを示す、民俗学者の柳田國男によって見出された日本人の伝統的な世界観の一つです。
いつもの日常とは違う「ハレ」の日―。
一昨日1月13日は「成人の日」。各地で成人式が執り行われ、今年も前途有望な若者たちが激励・祝福されていましたが、1999年の法改正までは今日、1月15日が「成人の日」で、『おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます(祝日法 第2条)』日とされ、まさに「ハレ」の日でありました。
ハレの日になると、ハレ着(晴れ着)を身に着け、神さまを呼び馳走を捧げ、身近な人々と飲食を共にし、“特別な日”を過ごすことで単調な日々の生活にリズムをつけてきました。
しかし時代の変化により、近年はこの「ハレ」と「ケ」の境目が薄まりつつあると言われています。つい先日の「お正月」一つを例にしても、昔は綺麗な着物を着て、重箱にきちんと詰められたおせち料理を食べ、餅つきや羽つきなどを楽しんだ…という方も多かったと思いますが、私のようにいつもと変わらない服装で、買ってきたおせち料理を食べ、元旦からスーパーへお買い物へという方や、ともすればおせち料理を召し上がらず、元旦から外食という方もいらっしゃったのではないでしょうか。
レストランなどの外食は気軽に「美味しいハレの日の食卓」を演出できますが、普段と同じ食卓にいつもと違う“特別な料理”を用意することで、より「いつもと違う特別な、美味しいハレの日の食卓」を作れ、一層記憶にも残ることでしょう。
また、伝統行事・年中行事に沿った食事を囲むことで、「おせち料理の中身にはどんな意味があるの?」「七草粥の七草ってなぁに?」「どうして1月11日に鏡開きをするの?」など、家族のコミュニケーションだけでなく食や知恵、文化の伝承にもつながります。
2014年が始まってまだ半月。「節分」「ひな祭り」「端午の節句」など歳時記に挙げられる年中行事のほか、「誕生日」や「結婚記念日」に、「入・卒業式」や「昇進祝い」など個々のハレの日はまだ数多くやってきます。
みなさんにとって次の「ハレ」の日はいつでしょうか。
今度の「ハレ」の日は、「美味しい」以上の記憶が残る食卓を作ってみませんか?
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