世界のお正月

この記事はに配信されたメールマガジン「ティータイム通信」コラムの復刻版です。当時のル・ノーブル編集部が、新春にまつわるエッセイを綴りました。
※役職は配信当時のもので、現在は変更または退職している場合があります。

1年のスタートを祝うお正月、日本各地では新年を祝う行事が毎年行われていますが、海外のお正月スタイルは国によって様々です。

日本のお正月は、一般的に「神道」色の強いもので、12月31日は年神様をお迎えするために家中を掃除し、お正月を迎えます。神社に初詣に行き、正月料理のおせち料理を食べ、1月4日までをお正月と呼び、祝日と同じ状態となりますが、世界各地には色々なお正月スタイルがあり、西暦1月2日がお正月でなく、様々な文化圏で新年はどう迎えられているのでしょうか?

世界のお正月スタイルに注目してみましょう!

●タイ、ミャンマー、ラオスのような仏教国では仏暦をもとに4月にお正月を迎え、4月中旬に水を掛け合い新年を祝います。

●インドお正月は「ヒンドゥー暦」に従い、富と幸運の女神・ラクシュミーを祭るディワーリーから新年が始まり、10月から12月の新月の晩がその日だそうです。

●スリランカお正月の日時は毎年占いによって決められ、通常4月12日~14日の間になるそうです。イリバットというココナッツミルクで炊いたご飯と肉や魚で新年を迎えます。

●インドネシア新年も2週間程度の休日がありますが、ラマダン(断食)明けのお祭り「レバラン」が、お正月にあたります。鯛の揚げ物や、ココナツの葉を編んだものに米を煮詰めて煮た、ちまきをカレーにつけて食べます。

●オーストラリア多民族国家ですから、それぞれの民族で習慣も宗教も違いますが、大晦日のカウントダウン花火が行われますが、日本の様にお正月は特別な行事はありません。時期が夏なので庭でバーベキューする家が多い様です。

●ブラジルお正月よりもクリスマスが大きなイベントです。新年を祝う花火大会がある大晦日の夜、11時半を過ぎるとサンバの演奏が始まり、仮装行列が踊りながらやってきます。

日本では年越しといえばそばですが、ヨーロッパには年越しブドウが有ったり、フランスではガレット・デ・ロワというケーキを食べ、イタリアでは富を意味するレンティル豆と豚肉のソーセージを食べます。

元旦の時期、 祝いの料理等は様々ですが、新年を迎えるということは、人々にとって大きな精神的区切りであり、新しい年を新鮮に迎える為の大切な行事であり、今年も皆様にとって良い年であるようにと心から願っています。

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「器の愉しさを、もっと身近に」という想いを胸に、代々のスタッフがバトンを繋いできた食卓のエッセイ集です。ある時は 古典文学に想いを馳せ、ある時はイースターの食卓を飾り付ける。京都発、器が大好きな私たちの、ちょっとマニアックで愛おしい「器と文化愛」が詰まったコラムたち。数十年にわたり、メールマガジンを通じて数万人の器ファンに届けられたコラムを復刻しています。