節分のお話

この記事はに配信されたメールマガジン「ティータイム通信」コラムの復刻版です。当時のバイヤー米山が、リチャードジノリ・立春にまつわるエッセイを綴りました。
※役職は配信当時のもので、現在は変更または退職している場合があります。

3日は、節分。今年も吉田神社の節分祭に行こうと思っていますが、2(土)、3(日)と日がいいので、多くの露店や参拝客でにぎわうことでしょう。抽選券付き「福豆」が販売されていて、後日に豪華景品の抽選発表があります。これも楽しみの1つです。

この吉田神社がある吉田山には、菓子の祖が祀られている菓祖神社があり、節分祭には、大豆を炒った豆茶とお菓子の接待があります。たくさんの参拝客が来られるので、お菓子が無くなってしまうこともありますので早めに行かれることをおすすめいたします。

もちろん、家では、豆まきをします。「豆まき」は、追儺(ついな)と呼ばれ中国から伝わった風習です。この豆まきに使うのは、大豆の煎った豆を使います。もし生豆を使って、そのまま拾わずに芽が出ると良くないことが起きるとされるからです。近年、地方によって落花生を使うところもあるそうです。

この「大いなる豆」という意味からくる大豆には日本人に欠かせない食材である、豆腐、納豆、醤油、味噌の原料です。今回は、京都、冬といえば、湯豆腐といわれるように豆腐について書いてみたいと思います。

京都は、大豆の産地であったことや、良質の水に恵まれていためにお豆腐屋さんが多く、中には、全国から買いに来られるほどの有名なお店もあります。

豆腐の80%以上は水であり、京都の地下水は、滑らかな口当たりで硬度も低く大豆のうまみを引き出してくれるのです。歴史から見ても、奈良時代に中国から留学僧によってもたらされ、

公家や高僧たちが食べていたそうで、お寺の多い京都で精進料理として出されていることにもよるのではないでしょうか。今では、有名タレントやカリスマシェフなどの料理本が流行っていますが、その昔、江戸時代(天明2年)に出版された「豆腐百珍」なる豆腐を題材にした料理本のベストセラーにより庶民にもより身近な存在になったのではないでしょうか。

私の家の近くのお豆腐屋さんは、今でも「パープー」と鳴らして売り歩いておられるのでとても身近な食べ物です。一口に豆腐と言っても、最も一般的で昔からある木綿豆腐と絹ごし豆腐、寄せ豆腐、充填豆腐と種類があります。

この豆腐という字は豆が腐ると言う意味ではなく、中国語で「柔らかくて弾力があるもの」という意味です。

ちなみに、人気のある中華料理の1つに「麻婆豆腐」がありますが、これは、清の時代に四川省成都の陳夫人がつくったのが始まりとされ、「麻婆」つまりあばた面のおかみさんだったことから名付けられたそうです。

今日の夕食は麻婆もいいけど、湯豆腐にします。お腹回りが気になる私としては、低カロリーで栄養価の高いこの健康食品は毎日食べても飽きません。

しかも豆腐専用の器があり、リチャードジノリのヌボラ・フルーツソーサーを愛用しております。

この週末のご予定に,節分祭や湯豆腐でも食べに京都に行こうとお考えであれば、

これからもル・ノーブルはマメ(豆)にお得な情報を発信していきますので宜しくお願いいたします。

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ABOUTこの記事をかいた人

「器の愉しさを、もっと身近に」という想いを胸に、代々のスタッフがバトンを繋いできた食卓のエッセイ集です。ある時は 古典文学に想いを馳せ、ある時はイースターの食卓を飾り付ける。京都発、器が大好きな私たちの、ちょっとマニアックで愛おしい「器と文化愛」が詰まったコラムたち。数十年にわたり、メールマガジンを通じて数万人の器ファンに届けられたコラムを復刻しています。