この記事はに配信されたメールマガジン「ティータイム通信」コラムの復刻版です。当時のル・ノーブル編集部が、ロイヤルコペンハーゲン・立春にまつわるエッセイを綴りました。
※役職は配信当時のもので、現在は変更または退職している場合があります。
2月になり京都では、多くの社寺で厄を払い福を招く節分祭が行われます。都の表鬼門,北東にある「吉田神社」と裏鬼門に当る「壬生寺」の節分祭は特に有名です。「吉田神社」の節分祭(2月2日~4日)は、毎年全国から数十万人の参拝者と約700もの露店で境内が埋め尽くされ大変な賑わいです。
2日午後6時に赤、青、黄色の鬼が登場し、四つ目の仮面をつけた方相氏と呼ばれる呪術師が大声をあげ、盾を打ち鳴らし鬼を追い払う追儀式(ついなしき)俗に「鬼やらい」にはたくさんの人が見に来られます。その他にも節分祭でにぎわう社寺(長岡天満宮、千本釈迦堂、廬山寺など)がたくさんあります。今年は、吉田神社と廬山寺の節分祭へ行こうと考えています。
話は変わって、海外で2月に行われる最大のイベントは何と言っても「リオのカーニバル」でしょう。今年は、2月17日~20日までの4日間で行われます。カトリックのイースター(復活祭)前の40日間が禁欲期間とされ、このイースターが始まる前の4日間を楽しもうとすることが始まりとされています。この時期はリオだけでなくブラジル全土で行われます。よくテレビで見る「リオのカーニバル」はリオデジャネイロのサンボドロモという会場で行われるサンバパレードコンテストのことです。トップグループ、2軍,3軍各グループが審査され順位を競うのです。順位が下位であると入れ替えがあり真剣なのです。今から13年前に行ったことがありますが、想像していた通りのすごさと豪華さでした。まさにカーニバル一色の夢のような4日間です。(当時は日本人の観光客もそんなに多くはなかったと思います。ほとんどが欧米の観光客でした。)現地の人に言わせるとカーニバルは、リオよりも北部の海岸地域、レシーフェやサルバドールのほうがオススメだそうです。なぜならみんな一緒に踊り楽しみ、参加することができるからです。さて、昼間コパカパーナ海岸やイパネマ海岸を歩いているとビーチバレーやサッカーで遊んでいる人達がとても楽しそうです,ココナッツスタンドやTシャツを販売しているお店もたくさん出ていました。
夜になると、電灯の明かりと暗闇の海がとてもきれいで別世界に来たような感覚になり、ボサノバの名曲「イパネマの娘」のメロディーが自然と頭の中に流れてきます。ここは、1950年代中期よりこのリオデジャネイロに在住していた若手ミュージシャンが創り出した音楽「ボサノバ」の発祥の地。私は、「イパネマの娘」、「マシュ・ケ・ナダ」「おいしい水」など好きな曲がたくさんあります。この「イパネマの娘」「おいしい水」「デザフィナード」の作曲をし、ボサノバの創生者でもある「アントニオ・カルロス・ジョビン」はその功績を称えられリオの空港は「アントニオ・カルロス・ジョビン国際空港」と名付けられています。他に人名のついた空港名は、英国のリバプール「ジョン・レノン空港」と米国・ニューヨークの「ジョン・F・ケネディ空港」ぐらいでしょう。私が滞在していたこの年12月に彼が亡くなりブラジル国民が喪に服していました。「ボサノバ」はティータイムや夜中お酒を飲みながらゆったりとした時間を過ごすBGMとして最適ではないでしょうか。この心地よいメロディーは忙しい毎日のなかで私達を癒してくれます。今年は、お気に入りのティーカップ、グラスとともに好きな音楽や本を読む豊かな時間を多くもてるようにしたいものです。
※ ご覧の時期によって価格等ご案内の情報が異なる場合がございます。最新の情報は各店舗にてご確認ください。







