クリスマス豆知識

この記事はに配信されたメールマガジン「ティータイム通信」コラムの復刻版です。当時のEC運営スタッフ長田が、スワロフスキー・ツリー・クリスマスにまつわるエッセイを綴りました。
※役職は配信当時のもので、現在は変更または退職している場合があります。

いくつになっても「クリスマス」という言葉を聞くと、ワクワクしてしまうのは私だけでしょうか。街はもちろんのこと、最近では近所の家でもツリーなどクリスマスのイルミネーションがキラキラと美しく飾られていますね。クリスマスまであと10日。3連休となる今年のクリスマスは、きっとどこもいっぱいなのでしょうね・・・

今回のコラムは、「クリスマスの豆知識」。クリスマスにいつも飾っているツリーやリースなどの由来についてお話させていただきます。

★クリスマスツリークリスマスツリーの由来は、ドイツに起源があると言われています。真っ白な雪で覆われる冬に葉を失わない常緑樹(エバーグリーン)は、永遠の生命を象徴するものとして尊ばれていました。そんなモミの木に住む小人が村に幸せを運んでくれるという信仰から、小人にいつまでもモミの木に宿っていてくれるように、花や食べ物を飾りつけたのでした。

また、マルチン・ルターが礼拝の帰りに常緑樹の間にきらめく星の美しさに打たれ、子供達のために再現しようと、家の中に木を持ち込み火を灯したろうそくを飾りつけたそうです。

その後、ドイツではクリスマスツリーの飾りつけが一般的になり、次第に様々なオーナメントが飾りつけられるようになりました。

欧米では、あちこちから届いたクリスマスのプレゼントやカードをツリーの根元に並べ、クリスマスが来るのを待ちます。また、ツリーのトップに飾る星は、「ベツレヘムの星」と言われ、キリストが生まれたベツレヘムと東方の賢者たちを導いた星を表していることから、人々を愛する家族の元へと導く道しるべとしてツリーに欠かせない飾り付けになりました。そして、その星を飾るのは欧米ではお父さんの役目、という話もあるとか。

“ツリーに輝く星”と言えばニューヨークの冬の風物詩となっているロックフェラーセンターのクリスマスツリーのトップに飾られれている星がニュースなどでも話題になっています。なぜ???なんと、スワロフスキーの2万5千個のクリスタルでできた星だから?こんなにたくさんのスワロフスキーを使っているから輝きもゴージャス!?

どちらも数量限定となりますのでお早めにどうぞ。

★ひいらぎ北欧では森の中のすべての木の中で「ひいらぎ」は最も高貴な木とされています。ひいらぎの赤い実は、私たちを救うとされ、緑の葉は永遠の命を表しています。クリスマスにひいらぎを飾ると、翌年中幸せに過ごせると言われています。

★リースクリスマス前になると、お店や家のドアなどにリースを飾っているのをよく見かけます。

このリースの円形は、古代ギリシャ時代から「永遠」「聖なるもの」「完全」「栄光」などを表すシンボルとされてきました。このリースにクリスマスの4週間前から毎週1本ずつロウソクを灯し、クリスマスイブに最後のキャンドルを灯してお祝いをする、という習慣もあります。また、リースに飾られたベル(鐘)の音色は、春を呼ぶ幸せの音と言われているそうです。

では、なぜポインセチアがクリスマスの花として利用されたのでしょうか?それは、ポインセチアの色彩に宗教的な意味合いがあったからです。欧州では、クリスマスにキリストの血の色である赤を飾る習慣があります。ポインセチアは、クリスマスの時季に赤くなり、下の緑の葉との調和が良く、色彩そのものがクリスマスのイメージに合っていたと考えられます。欧米では、「クリスマス・フラワー」という別名で呼ぶこともあるとか。

「ポインセチア」の名前は、19世紀メキシコ人でアメリカの大使として活躍した「ジョエル・ポインセット」氏に由来しています。ポインセット氏は、メキシコに自生していたポインセチアを発見し、アメリカで園芸化され、そして世界中に広まっていったのでした。

日本には、明治時代に渡来。猿の赤い顔が苞葉の赤色に似ていることから、和名は「猩々木(じょうじょうぼく)」と言われていたそうですが、今ではこの名前で呼ばれることはほとんどないようです。

また、ポインセチアの花言葉は、「私の心は燃えている」です。クリスマスプレゼントと一緒にポインセチアをプレゼントしてみてはいかがでしょうか?ちょっとロマンチックですよね。

〔クリスマスローズ〕クリスマスの時期に咲くバラ(ローズ)に似た花、ということから名付けられたクリスマスローズ。でも、バラ科ではなくキンポウゲ科の花なんです。

キリスト教の逸話として、貧しい羊飼いの少女がイエス・キリスト誕生を祝福しようと訪れたものの捧げる贈り物もなく途方にくれていたところ、天使が舞い降りて雪の中から美しい白い花を出し、その花(クリスマスローズ)を贈り物に捧げるよう告げたという話があります。

素敵なクリスマスをお過ごしください。

クリスマス関連のコラムは他にもあります。▼1999年12月 「サンタクロースは誰?」

2001年12月1日 「クリスマスと七面鳥

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「器の愉しさを、もっと身近に」という想いを胸に、代々のスタッフがバトンを繋いできた食卓のエッセイ集です。ある時は 古典文学に想いを馳せ、ある時はイースターの食卓を飾り付ける。京都発、器が大好きな私たちの、ちょっとマニアックで愛おしい「器と文化愛」が詰まったコラムたち。数十年にわたり、メールマガジンを通じて数万人の器ファンに届けられたコラムを復刻しています。