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Luxury Selection vol.86 竜

ドラゴンと龍
竜あるいは龍は、世界中の神話・伝説に登場する架空の生物です。国によって竜やドラゴンの呼称、あるいは蛇の姿をしているなど、その種類は膨大です。
和英辞書で「龍(竜)」を引いてみると、「dragon」と出てきますが、西洋の竜、つまりドラゴンは忌むべき存在でした。昔の絵物語に書かれている絵などを見ていると、イメージとしての形はゴジラやトカゲのようなものが多く、火を噴いたり、大暴れし直接人を殺したりもしました。大抵の物語の最後では英雄に殺されますが、これはキリスト教の影響だと思われ、西洋キリスト教世界の精神的バックボーンである聖書「黙示録」に、天使たちがドラゴンと戦って退治したという記述もあります。ここからドラゴンは悪者で退治すべきものとなったと思われます。
一方で、東洋にとっての「龍」は尊ぶべき存在でした。東洋において竜は神獣・霊獣であり、古代中国神話では、麒麟・鳳凰・霊亀とともに四霊のひとつとされており、『史記』における劉邦出生伝説をはじめ、皇帝のシンボルとして皇帝の住まいである宮殿や、服装、日用品、装飾品にも龍のデザインが使われてきました。中国でも龍は大いに尊ばれ、黄河の上流に龍門という急流があり、鯉がその龍門を登り切ると龍になるという伝説もありました。その伝説から通り抜ければ立身出世ができる関門のことを、登龍門と呼ぶようになったそうです。このように東洋では龍になるということは、とても素晴らしいことでした。日本人にとっても「龍」は、しばしば「龍神」様として民話などに登場します。龍神様は雨をもたらして農耕の実りを豊かにする有り難い存在ですが、一方で怒らせると自然災害などで戒められる恐ろしい存在でもありました。
心に根付く架空の生き物
竜は水中または地中に棲むと考えられ、その啼き声によって雷雲や嵐を呼び、また竜巻となって天空に昇り自在に飛翔すると伝えられています。
南宋時代の博物誌では竜の姿を「三停九似」、つまり首〜腕の付け根〜腰〜尾の各部分の長さが等しく、角は鹿、頭は駱駝、眼は鬼(幽霊)あるいは兎、身体は蛇、腹は蜃、背中の鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎、耳は牛にそれぞれ似るとされています。口の辺りには長ひげを蓄えており、顎下に宝珠を、喉下には一尺四方の逆鱗があるとも言われています。逆鱗(げきりん)とは、「竜(龍)」の81枚の鱗(うろこ)のうち、あごの下に1枚だけ逆さに生えるとされる鱗のことを指します。「竜」は、元来人間に危害を与えることはないとされていますが、喉元の「逆鱗」に触れられることを非常に嫌うため、これに触られた場合には激昂し、触れた者を即座に殺すとされています。このことから「逆鱗」は触れてはならないものを表現する言葉となり、帝王(主君)の激怒を呼ぶような行為を指して、「逆鱗に嬰(ふ)れる」と例えられるようになりました。
龍は十二支のひとつとして「辰(たつ)」とも呼ばれています。辰と龍の関係は卯年の兎と同じような関係で、十二支の中の文字を人々に分かりやすく説明するために置き換えられたものです。龍は実在する動物ではありませんが、中国神話の時代から人々の生活に根付いてきた生物であり、神秘的な存在として位置づけられています。
伝説上の生き物である「龍」、そして高貴の象徴として名高い「鳳凰」。風水では、陰陽のバランスで運気を高めるとされる最高に縁起が良い組み合わせです。陽の象徴である龍は、富をもたらして、財力を向上させるとされています。また、龍と組み合わさることによって陽から陰の象徴に変わる鳳凰は、良縁に恵まれ理想の相手と巡り会えるとされ、この二つが組み合わさることによって、恋人円満・夫婦和合の意味も持つそうです。良縁祈願や、結婚記念などのお祝いにも縁起がよさそうですね。
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