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    Luxury Selection vol.82 エミール・ガレ

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    アール・ヌーヴォーを代表する巨匠として、今日でも高い人気を誇るエミール・ガレ。
    ガレの作品から発想を得て作られた「ガレタイプ(TipGalle)」と呼ばれる新たな作品も生まれるなど、
    死後100年以上が経過した今でも彼がガラスに吹き込んだ生命は生き続けています。
    エミール・ガレ(1846-1904)は、19世紀後半フランスの古都・ナンシーを拠点に、ガラス・陶器・家具という幅広い分野に創造力を発揮し、独創的な世界を切り開きました。文学や哲学・音楽・植物学・鉱物学など様々な分野に通じたガレは傑出した表現者であり、その芸術はジャポニズムや象徴主義、自然主義など、時代の趨勢と深く関わり合いながら展開されました。当時、世論を沸かせた様々な社会問題も、作品の中で幻想的なイメージと絡み合い、ガレ独自の世界観を映し出しています。
    ナンシー近郊では新石器時代から赤鉄鉱石の採掘が行われていました。この町の歴史は11世紀の中ごろに始まりますが、泥炭地や沼が多い一寒村にロレーヌ公爵ジェラール1世が居を定めて以来、1501年に旧市街が誕生、1755年には有名なスタニスラス広場が建設されました。ロレーヌ最後の公爵であるフランソワ3世はオーストリアの宮廷で育ち、1736年に皇女マリア=テレジアと結婚して、1745年には神聖ローマ皇帝フランツ1世となります。あのマリー・アントワネットは彼の娘になります。

    1737年フランソワが婚約を機にトスカーナ公となった後を受け、ロレーヌ公国はルイ15世の義父でありポーランド王位継承戦争で敗れたスタニスラス・レシチンスキーの手に渡りました。しかし公領の実際の行政はルイ15世が派遣する地方長官が執行する協定が結ばれていたため、スタニスラスはもっぱら王国の首都ナンシーの美観の整備や慈善に力を入れました。こうしてナンシーは、ロココの優美さと古典的な厳格さが調和する洗練された都市に生まれ変わっていきました。その後1766年、スタニスラスの死によって公領はフランスに併合されロレーヌ地方となります。ロレーヌ地方は現在ではフランスの一部ですが、18世紀までは列強の脅威を受けて浮沈を繰り返しながらも独立国家を保っていました。過去のいきさつを振り返れば、ロレーヌ地方の人々にパリに象徴されるフランスとは異なる独立性、パリに憧れながらもパリを許容しない感情が潜んでいるといえるかもしれません。

    スペイン王位継承をめぐる仏独両国の利害関係を契機とした普仏戦争。皇帝ナポレオン3世のライン川左岸への野心を警戒するビスマルクが挑発し、1870年7月19日に戦争が始まりました。万全の準備を整え待機していたプロイセン軍の破竹の進撃に、フランス軍は成すすべもなく撃破され、皇帝は捕虜となり帝政はあえなく崩壊。フランス側はパリ=コミューンの混乱を経て第三共和政に移行しましたが、ドイツから突き付けられた講和条件はアルザス全域とロレーヌ地方の大部分の割譲でした。仏独の国境線はナンシーのわずか東方25キロにまで迫る結果となり、ナンシーをロレーヌ地方の中心都市から辺境の町へと変えたこの戦争の結果は、この地に住む人々に心理的な屈辱感を与え続け、それはナンシーで生まれ、普仏戦争にも志願兵として参戦したガレの芸術にも深い影を投げかけることとなりました。
    ガレの父シャルル・ガレ(1818〜1902)は、高級ガラス製品と陶磁器の卸売業を営む商人でした。顧客から紋章や名前のモノグラムの入ったテーブルウェアを受注し、下請けメーカーに製造させて納品する商売をしていました。1866年にはナポレオン三世邸宅への納入業者の資格を獲得し、皇帝別荘の食器を納入する栄光にも浴しました。1873年、シャルルは成功者の証となる3階建ての邸宅をナンシーに完成させます。敷地は2ヘクタールの面積を持ち、日本や北米など固有の植物を再現して植え分けた、広大な庭園が設置されていました。

    そのこともあり、ガレは園芸植物に関する多数の著作を残した熱心な園芸愛好家でもありました。専属庭師を雇って自らの庭園を管理させ、またナンシー中央園芸協会事務局長、フランス全国園芸協会会員、ジュネーブ園芸協会名誉会員を務めるなどかなりの肩書を数え上げることが出来ます。

    ガレのガラスに表わされた花々を見ると、微風になびいてそっと花弁や葉の先端を震わせる自然の一瞬の表情が注意深く再現されていることに気が付きます。それはデザイナーの脳裏に浮かんだイマジネーションの花ではなく、園芸愛好家の眼がとらえた大地に根を張る植物の姿そのものです。地味な存在ではあるけれども、よく観察すれば独自の魅力を放つものたちを拾い上げてはガラスの中に封じ込め、永遠の命を吹き込む。それが彼の仕事でした。
    1904年9月23日、数年間の闘病生活を経てエミール・ガレは死去しました。ガレの命を58歳で奪った病魔は「白血病」でした。残された夫人は、娘婿で考古学者のナンシー大学教授ポール・ベルドリゼを家業の社長に指名し、工場の操業を継続する決意を固めました。生前のエミール・ガレが率いたガレ・クリスタル社と、それに匹敵する規模をもった同郷のドーム社は、1901年に結成されたアールヌーヴォー・ナンシー派で、それぞれ会長と副会長のポストについた経緯からも分かるように、この地域のガラス産業をけん引する車の両輪ともいうべき関係にありました。

    生活必需品ではなく、どちらかといえば贅沢なインテリア置物である奢侈品の生産に重点を置いた両社の財務状況は、いずれも安泰というわけではなく、ガレの場合はコストのかかる高級製品の生産が主流になってきた1885年から87年にかけて財政危機に陥り、その結果として安価な量産グラスの製造に着手するようになっていきました。ドーム家も創業当初からの負債に長く苦しめられていました。それだけに両社の商売上の競争は激しいものがありましたが、技術革新と新たな発想の観点からみると、この競争は実り多い結果をもたらしたようです。1904年のガレの死後、彼の工場を継承した遺族は、製造コストが高くつく製品群を生産ラインから一掃してしまい、その結果ドーム社がナンシーにおけるガラス産業の花形の地位を占めるようになりました。ガレが得意とした高度な技術を駆使した作品の製造は、ガレの没後はドームの独壇場とはなりましたが、その技術とデザイン力は現代まで継承されています。

    ガレの生前、手間をかけて製造し、高価格で販売した創作の頂点に君臨する少数のガラスに羨望と称賛の声が送られ、高値で取引されるのは当然と言えますが、指導者の遺志を引き継ぎ、デザインの質を落とすことなく栄光の名前を刻まれて世界中に輸出されたガラスは、現在でも人々に愛蔵され、日々その手で大切にいつくしまれ、生活の場で潤いを与え続ける存在であり続けています。

    1931年のガレ商会の解散と同時にガレの技法も途絶えたとされていましたが、フランスより遠く離れた、ヨーロッパ最長の川・ドナウ河の最後の国ルーマニアでの街「ブゾウ(Buzou)」で、現在でも彼のガラス技法が受け継がれています。かの地にガレのガラス製法が根付いた経緯については諸説ありますが、ガレの時代から変わらないアシッドエッチング(酸彫り)によるカメオ技法を駆使しながら、独特の色の深み、幻想的な表情を持った作品を今の時代に生み出し続けています。

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