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Luxury Selection vol.108 現代的な古典 - Classical Contemporary -

現代に蘇る、西欧のクラッシック

フランスやベルギーのガラス工芸は、17世紀に始まりその後ベネチアから彩色技法を、ボヘミアやイギリスからカット技法を取り入れ、それぞれの国のガラスに勝るとも劣らない独自のクリスタル工芸を築きあげました。特にベルギー東部、ワロン地方のリエージュ郊外で、19世紀当時ベルギーを支配していたオランダ国王ウィリアム1世、ベルギー独立後は、国王レオポルド1世の庇護を得て急激な発展を遂げます。その背景にはリエージュという街が、ドイツとオランダという中央ヨーロッパのガラス生産地国境近くにありガラス工芸が定着していた文化的要因と、近隣のボネッシュ村から良質な鉱石や豊富な石炭が採掘される恵まれた立地的要因が下地にありました。


1880年頃リエージュ郊外に、フランス及びベルギーの中小のガラス工場を買収して成長、従業員4000人を超える世界最大のガラス工場がありました。この頃は装飾品、テーブルウェアから鏡、板ガラスといったものまであらゆるガラス製品を生産していました。生産量も世界一でしたが、同時にガラス職人の積極的な招聘や、フランスのサン・ルイなどからの影響を受け、鉛クリスタルガラスの生産にも着手していました。


1890年代に入るとベルギーのガラス工芸もアール・ヌーヴォーの影響を受けるようになります。それまでは伝統的な吹きガラスの技法に、ボヘミア式カット技法で装飾したものが主流でしたが、この時期に初めて型吹き手法の色被せガラスを取り入れ、それに草花文様をレリーフカットした作品を作りました。ベルギーのガラス工芸は芸術作品の性格を持った物は少なく、むしろテーブルウェアを中心とした実用品に比重が置かれてきました。しかしその独特の美しいカットスタイルは今なお、ヨーロッパ最高級と賞賛され、色被せガラスに様々な技巧を凝らしたスタイルには古くからの愛好家も多く存在します。


第一次大戦の災禍に加え、ベルギーでは比較的アール・ヌーヴォー様式が長く続いた為、アールデコ様式への転換が遅れましたが、20世紀初めの国際博覧会では時流に即した幾何学的な文様をカットした作品が高い評価を受けました。この時期には独自の世界を確立し、色被せカットガラス、クリスタルカットガラスにグラヴィールといったアンティークで多くみられる作品様式が定着しています。これらの技法においてベルギーのガラス工芸はヨーロッパでも有数の水準を誇るものになりました。


あの素敵な時間を、もう一度。

ラ・メゾンは、「後世に伝えるべき文化を伝承していく」というコンセプトのもと、約100年前のデザインをベースに、歴史の中に埋もれてしまった素晴らしいカットデザインを現代における最高の技術と品質で復刻した作品です。


良いグラスは、飾るのではなく毎日使うことによってその素晴らしさが倍増します。
タンブラーは、ビールやソフトドリンクなど、ショットグラスは、ウィスキーや日本酒、果実酒など、花瓶は花を活けたりそのままでお部屋のインテリアにもお好きな用途にお使いください。


ラ・メゾンクリスタルは、透明度、響き、光の反射率とともに最高峰と言われる24%鉛を配合したレッドクリスタル製です。


100年以上前の図面をヨーロッパ全土から収集し、現代のヨーロッパの熟練の職人たちとともに当時のデザインの完全復刻いたしました。歴史を超えて受け継がれてきたクラフトマンシップが感じられます。


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