こんにちは!
この時期、洋食器好きにとってはクリスマスに関連のあるものや、ならわしが描かれている「クリスマス食器」を使用するのも楽しみな時期ですね。
今回はそのクリスマス食器によく使われているモチーフから、ミスルトー(ヤドリギ)のおはなしをひとつ。
ころんとした丸くて白い実がかわいいヤドリギですが、他の木に寄生をし葉が落ちた冬でも元気な生態から、古代よりあらゆる神話にて豊穣や幸運のシンボルとみなされていました。
そこから転じて、ヤドリギの下ではキスを拒んではいけないとか、キスしたカップルは幸せになれるとか、様々な慣わしへと変化していきました。またキリスト教的言い伝えですとヤドリギは、もとは地に根を張る大木でしたがイエス・キリストの十字架の材料にされ、それを恥じたために今の小さな木になった、というものもあります。
クリスマスモチーフの由来を知ってからですと意外なところに「あ、ここにもある!」なんて発見したり楽しいかもしれませんね。それではまた明日!