全国のみなさん、こんにちは。本社の楠橋です。
今回はドイツの12回目です。
是非、チャレンジして下さいね。
【問題43】
次の文章は、中国磁器に由来する玉葱模様に関する説明です。
空欄�，�ら�Δ砲△討呂泙觚斥佞鯏�えなさい。
すがすがしく料理の映える文様として人気があるマイセンの
（ � 砲蓮�中国（ �◆ 忙�代の磁器に描かれた
菊や竹、牡丹、（ �� ）、柘榴（ざくろ）などを自由に組み
合わせ、1739年頃に創案された（ �ぁ 砲任△襦Ｃ羚颪�
（ �ァ 砲篷�饒（ほうじょう）の象徴であった（ �� ）や
柘榴は簡略化されるうちに、しだいに玉葱を連想させる形に
変化し、（ �Α 棒さ�半ばに（ � 砲噺討个譴�
ようになった。
では、解答を見ましょう。
【解答】
� ．屮襦次Ε�ニオン �◆＼供 ´� 桃
�ぁ＾嫋◆ ´ァ…梗� �Α�19
【解説】
中国の吉祥文について：
吉祥文とは、縁起のよい文様、幸運をよび込む文様の
ことである。
中国の美術工芸において吉祥文は不可欠な存在といえる
ほど、長い時間をかけて作り出され、親しまれてきた文様で、
その種類は非常に多い。その核となる概念は「福禄寿」である。
「福」とは子孫繁栄、「禄」とは立身出世や富貴（ふうき）、
「寿」とは不老長生をさし、植物や動物のもつ特性をシンボル
化して文様のモチーフに取り上げている。
植物文様の例：
牡丹・・・百花の王と呼ばれることから天下第一品である
こと、また、その豊かに咲く様から富貴を象徴。
竹 ・・・冬も不変の緑が長生・不変を象徴。竹は「祝」に
音が通じる。
蘭 ・・・君子の交わりの芳しさを象徴。
柘榴・・・実が多く子孫繁栄を象徴。
桃 ・・・仙界の女帝である西王母（せいおうぼ）の持物で
あることから不老長生を象徴。
（参考文献）
１ 大平雅巳著『すぐわかる ヨーロッパ陶磁の見かた』
（2006年6月初版）�蠹豕�美術
２ �衒針渕辧慂椋�太陽 中国やきもの入門』
（2009年6月初版）
それでは、次回をお楽しみに。ごきげんよう。
