全国のみなさん、こんにちは。本社の楠橋です。
今回はドイツの７回目です。
是非、チャレンジして下さいね。
【問題38】
次の文章は、ドイツのハフナー・ウェアに関する説明です。
空欄�，�ら�Г砲△討呂泙觚斥佞鯏�えなさい。
ハフナーの中で最も有名なのは、16世紀中頃、ニュルンベルク
で活躍した（ � 砲任△襦Ｈ爐�制作した大きな
水差しは鮮明な色使いと、（ �◆ 砲両賁未篝ぢ�的な物語を
自由に組み合わせた巧みな（ �� ）配置に特徴がある。彼は
一族で活動していたらしく、数多くの作品が残っている。
同じくハフナー・ウェアから発達したのが、クロイッセン（注）
のやきものであった。ここでは、16世紀後半から明るい灰褐色
の素地に褐色がかった（ �ぁ 鮪悗鬚�けた（ �ァ 砲�生み
出された。そして17世紀に入ると、この光沢ある暗褐色の器面
に、それまでガラス工芸でしか用いられていなかった（ �Α �
顔料を初めて取り入れ、細密で色鮮やかな（ �А 砲�
ほどこすようになり、落ち着いたなかにも華やいだ雰囲気の器が
誕生している。
（注）バイロイト近郊の窯業地。
では、解答を見ましょう。
【解答】
� ．僖Ε襦Ε廛蹈ぅ縫鵐亜 ´◆＼蚕顱 ´� 人物
�ぁ￣� �ァ☆Т錙 ´Α．┘淵瓮襦 ´Аヽ�付け
【解説】
パウル・プロイニング（1540〜50に活動）は、著名なハフナー
で、一族にはクンツ、アンドレアスなどがいる。プロイニング
工房の得意とした大型の水差しは、水平に区画された装飾文帯
に、型造りの人物像などを貼り付けるのが特徴である。『彩釉
浮彫り聖書物語図水差し』は、上段に「東方三博士の礼拝」、
中段にはキリスト生誕にまつわる物語が描かれ、あたかも回転
させて見る絵巻のような画面になっている。
（参考文献）
大平雅巳著『すぐわかる ヨーロッパ陶磁の見かた』
（2006年6月初版）�蠹豕�美術
それでは、次回をお楽しみに。ごきげんよう。
