オリエンタルな模様、艶やかで深いコバルトブルーが特徴の Valencia バレンシア。
1960年に制作されて以来、2002年に廃盤になるまでアラビアの大人気シリーズで
南欧のまぶしい太陽、海からインスピレーションを得て生み出されました。
大胆な筆遣いで描かれた柄はハンドペイントにより
一つ一つ丁寧に絵付けされております。

製造された時期によって色の濃さが異なり、同じものが一つとしてないため特別感があります。
フィンランドデザインの黄金期を支えたデザイナー Ulla Procope／ウラ・プロコッペの代表作です。

表面に細かい傷、使用感はみられます。釉薬に小さな穴や気泡、凹凸が見られる場合があります。手書きのバレンシアは模様やラインがユニークであるため、色味や印象、表面の質感などは一点ごとに異なり個性があります。またハンドペイントをともなうため、絵の具の液だれやかすれなども見れます。詳しくは写真をご確認ください。

デザイナー Ulla Procope／ウラ・プロコッペ
大学で陶芸を学んだ後、アラビア工場で2年間絵付け師として働いた後、装飾部門に移動します。1956年からはプロダクトデザイン部門でカイ・フランクとともに働き、機能的なモデル作りに優れていたウラはアラビアに多くの成功をもたらしました。
代表作：アネモネ、バレンシア、ルスカ

フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、デンマークなど、北欧（北部ヨーロッパ）で広くみられる北欧雑貨を中心とした北欧家具や北欧食器達。フィンランドの大自然で育まれ、またフィンランド最大の窯である“アラビア（ARABIA）”社のテーブルウェア“北欧食器”は、言わずと知れた北欧インテリアの必須アイテムです。

■製造年代：1960-2002
■装飾デザイン：Ulla Procope／ウラ・プロコッペ
■フォルムデザイン：Ulla Procope／ウラ・プロコッペ

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