レティッカ／Retikkaは大根という意味。
大根（カブ）や花のようなユニークな模様が
ステンシルの技法でデザインされている可愛らしい作品です。
ステンシル技法とは、型紙を使った版画技法で
金属の型をあててスプレーで色を吹き付けています。

「ステンシル技法」は
独特のにじみ感や少しぼんやりとしたふちどりなど色の出方が
とてもレトロな印象で魅力的なのはもちろん
熟練した職人さんでもわずかな濃淡が一つずつ生まれるので
ハンドメイドのぬくもりが感じられる人気のシリーズです。

表面に細かい傷や使用感、黒点やシミ、小さな穴や気泡、凹凸、転写紙のずれ・かすれが見られる場合があります。ステンシル技法は模様やラインがユニークであるため、印象や表面の質感などは一点ごと違いますが、個性としてお楽しみください。カップやソーサーには小さなインクのトビ、ハンドル部分にもこすれが見られます。ハンドル付け根は製造時のもので釉薬はかかっています。糸底の状態も合わせて写真でご確認ください。

装飾デザイナー Hilkka-Lisa Ahola／ヒルッカ・リーサ・アホラはヘルシンキ生まれで、1943年にARABIA社で研修生として働いた後、1947年に正式に入社しました。花柄や女性像をあしらったHLAデザインを数多く手掛け、特に青・茶・黄色の暗褐色の作品が多く、独特な色彩感覚が特徴です。

フォルムデザイナー Greta Lisa Jaderholm／グレタ・リーサ・イェーデルホルム（1894-1973）は、パリで暮らしていた経験や、1920年代の古典主義やアール・デコ様式を取り入れ、アラビアのテーブルウェアに自然をモチーフにしたものや、幾何学的な装飾を施しました。

フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、デンマークなど、北欧（北部ヨーロッパ）で広くみられる北欧雑貨を中心とした北欧家具や北欧食器達。フィンランドの大自然で育まれ、またフィンランド最大の窯である“アラビア（ARABIA）”社のテーブルウェア“北欧食器”は、言わずと知れた北欧インテリアの必須アイテムです。

■製造年代：1960年代
■装飾デザイン：Hilkka-Lisa Ahola／ヒルッカ・リーサ・アホラ
■フォルムデザイン：Greta Lisa Jaderholm／グレタ・リーサ・イェーデルホルム

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【こちらの商品はアンティーク・ヴィンテージ（中古品）です】 必ず商品説明・ブランドについての内容をご確認のうえご検討ください。