グラスウェアの種類と用途 ー 飲み物に、ぴったりの一脚を ー
「赤ワインと白ワインで、グラスは違うの?」「シャンパンはどんなグラスで?」── そんな素朴な疑問に、ル・ノーブル編集部がやさしくお答えします。ひとくちにグラス(コップ)といっても、その大きさ・形・重さは多種多様。ここではグラスウェアの種類と用途を一覧でご紹介します。正解はありませんが、用途に合った一脚を選ぶと、いつもの一杯がもっと楽しくなります。
こんな方に、おすすめのガイドです
― 当てはまったら、まずは「ワイングラス」からどうぞ ―
- おうちワインを、もっとおいしく飲みたい方
- 新生活やお祝いに、グラスを一式そろえたい方
- 赤・白・シャンパンでグラスをどう選ぶか気になる方
- 晩酌やおもてなしの一杯を、ちょっと格上げしたい方
ピンとくる項目がなくても大丈夫。
まずは ① ワインを楽しむ から眺めてみてください。
読む前に、知っておきたい4つのこと
― グラス選びの、ちいさな入口です ―
そもそも、グラスウェアとは?
グラスウェアとは、ガラスでできた飲み物用の器(グラス・コップ)の総称です。ワイングラスやタンブラー、ロックグラスなど、飲み物や用途によってさまざまな種類があります。この記事では、代表的なグラスの種類と用途を一覧でご紹介します。
赤ワインと白ワインで、グラスは違うの?
はい、少し違います。赤は香りを包み込むために大きめ、白は冷たさをキープするために小ぶりが基本。とはいえ最初の1脚なら、どちらにも使える「赤白兼用ワイングラス」が安心です。まずは兼用から、気に入ったら赤・白と広げていきましょう。
シャンパンは、どんなグラスで飲むの?
泡が細く長く立ちのぼる姿を楽しむフルート型が主流です。パーティーでは、香りが広がる横広のクープ型が使われることも。乾杯の一杯を、より華やかに演出してくれます。
グラスの部位の名称を教えて(各部の名前)
脚付きグラスは、飲み口のリム、飲み物を注ぐボウル(碗部)、持ち手になるステム(脚)、土台のプレート(台・フット)の4つが基本の部位。ボウルの大きさで香りの立ち方が、ステムの長さで手の温度の伝わりにくさが変わります。各部位のくわしい表は、下部のグラスの名前辞典でもご確認いただけます。
①ワインを楽しむ
― まずはこの一脚から。ワインの時間を彩るグラスたち ―
最初の1脚なら、これ
赤・白どちらも楽しみたい方に、いちばん失敗しない選び方
赤白兼用ワイングラス
Wine Glass · All-round
兼用ワイングラスは、赤にも白にも対応できる形。気分でどちらも楽しみたい方の最初の1脚に。これ1脚あれば、おうちワインがぐっと本格的になります。まずはここから始めるのがおすすめです。
赤白兼用ワイングラスを見るこだわってきたら、こちらも
ワインの種類に合わせて、グラスを選び分ける楽しみ
赤ワイングラス
Red Wine
赤ワイングラスは、香りを包み込む大きめのボウルが特徴。ボルドー型・ブルゴーニュ型など、ブドウの品種に合わせた形もあります。
赤ワイングラスを見る白ワイングラス
White Wine
白ワイングラスは、きりりと冷えた白の温度をキープするため、赤より小ぶりなサイズが多め。冷たいうちに飲みきれる大きさです。
白ワイングラスを見るシャンパングラス
Champagne
シャンパングラスは、泡が美しく立ちのぼるフルート型が主流。香りを楽しむ横広のクープ型は、乾杯の演出にぴったりです。
シャンパングラスを見る②くつろぎの一杯
― 晩酌に、休日のビールに。肩の力を抜いた時間のためのグラス ―
ウイスキー、ビール、日本酒。それぞれの飲み物が、いちばんおいしく感じられる形があります。毎日の一杯を、少しだけ特別に。
ロックグラス
Rocks / Old Fashioned
ロックグラス(オールドファッション)は、大きな氷が入る背の低い形。オン・ザ・ロックに。ストレート用の小さなショットグラスも、この仲間です。
ロックグラスを見るタンブラー・ビールグラス
Tumbler / Beer
タンブラーは寸胴型で、ソフトドリンクからハイボールまで万能。泡が美しく立つビアグラス・ピルスナー、脚付きのゴブレット、前菜にも使えるアミューズグラスもこちらに。
タンブラーを見る日本酒・焼酎グラス
Sake / Shochu
日本酒グラス・焼酎グラスは、和の一杯のための酒器。冷酒をすっきりと、焼酎をロックで。ガラスならではの涼やかさで、晩酌の時間を彩ります。
日本酒・焼酎グラスを見る③食卓を彩る
― 一脚あるだけで、おもてなしの食卓が一段格上に ―
ワインの香りを開かせるデキャンタ、テーブルに映えるカクテルグラス。あると食卓の表情が豊かになる、脇役たちです。
デキャンタ・ピッチャー
Decanter / Pitcher
デキャンタはワインを空気に触れさせ、香りを開かせる器。不純物を沈める役割も。ピッチャー(水差し・ジャグ)は、お水やジュースをテーブルへ。おもてなしの日に。
デキャンタ・ピッチャーを見るカクテル・その他グラス
Cocktail / Others
カクテルグラスは、2種以上の洋酒を合わせた一杯やシュリンプカクテルに。香りをためるブランデーグラスのチューリップ型など、個性豊かな一脚が揃います。
その他グラスを見るグラスの名前辞典 ― 種類と名称の一覧
― 名前がわかると、グラス選びはもっと楽しい ―
グラス(コップ)の名前は、形と用途でほぼ決まります。ここでは12種類のグラスウェアの名前と用途を一覧でご紹介。お手元の一脚の正式名称を調べる辞典としてお使いください。
グラスの部位名称Parts of a Glass
脚付きグラス(ステムウェア)は、上から次の4つの部位で呼び分けます。
| リム | Rim | 飲み口のふち。薄いほど口当たりがなめらか |
| ボウル | Bowl | 飲み物を注ぐ碗部。大きいほど香りが立ちやすい |
| ステム | Stem | 持ち手になる脚。手の温度が飲み物に伝わりにくい |
| プレート | Plate / Foot | 土台になる台(フットとも)。グラスを安定させる |
グラスの種類と名前 ― 12種Glassware
ショットグラスShot
お酒をストレートで飲む小さなグラス。お猪口のようにコレクションとしても楽しめます。
ビアグラス・ピルスナーBeer / Pilsner
注いだときに泡が美しく立つよう設計されたグラス。ビールの黄金色を引き立てます。
アミューズグラスAmuse
「アミューズ」は食前酒とおつまみのこと。前菜やフルーツ、デザートの器にも役立ちます。
ゴブレットGoblet
大きなワイングラスのような脚付きの形。ビールやジュース用としても使えます。
最初の一歩、迷ったら
― 3つの選び方をご用意しました。お好きな入口からどうぞ ―
「どこから始めればいいか分からない」── そんな時のために、編集部から3つの提案です。
このガイドを、これからのグラス選びに
― 今日は調べものだけ、という方も ―

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