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マイセン アール・ヌーヴォー|伝統と現代が融合する19世紀末の名作たち

Luxury Selection vol.06 マイセン 伝統と現代のアール・ヌーヴォー メインビジュアル

Luxury Selection vol.06 マイセン 伝統と現代のアール・ヌーヴォー

マイセンには二つの方向性があります。過去、つまり伝統に生きるマイセンと、未来も視野に入れた現代(当時)のマイセンです。19世紀末、産業革命が進み、安価な食器が他窯で大量に作られるようになったこともあって、マイセンといえども、伝統に安住してはいられなくなりました。当時ヨーロッパで大流行していた、曲線を特色とするアール・ヌーヴォーの新様式を我が物にするため、マイセンは外部の芸術家と契約して、総力をあげてこの様式の習得と発展に努めました。外国の新様式を、マイセンの職人たちが一から習い覚えるよりも、他で名をなしているアーティストの力を借りたほうが早いし、質も高くなるという合理的な考え方です。しかし、他ですでに名を成したアーティストたちとは言え、伝統と格式高いマイセンで新しい製品を作ることは勇気のいることであったでしょう。芸術家の中にはすでに他で名を成して、マイセンに呼ばれた人が多かったのですが、ユリウス・コンラート・ヘンチェル(1872-1907年)はマイセンに生まれ、製作所の養成所で学んだ生粋のマイセン人でありました。

Luxury Selection vol.06 マイセン 伝統と現代のアール・ヌーヴォー

マイセンの磁器人形にはさまざまなテーマがあり、宮廷人、異民族、神話の人々、喜劇の役者、そして庶民の生活を直接描いたシリーズも数多くありました。愛情にあふれた子供の日常生活の瞬間を正確な観察力とたぐいまれな手法で磁器に表したユリウス・コンラッド・ヘンチェルのこどもシリーズは、自然で、シンプルな魅力であふれ、1905年に発表されると、またたくまに人々のお気に入りとなりました。当時すでに200年の伝統を持ち、クラシックな磁器を作り続けていたマイセン磁器製作所に、若々しい新風を吹き込んだと言える作品でした。ヘンチェルはアール・ヌーヴォーの特徴をよくあらわした魅力的な食器も製作しましたが、彼の真骨頂である「こどもシリーズ」について、当時のマイセン新聞はこう伝えています。「マイセン磁器製作所は、現代の小像の分野において-特に人間描写の点で-最も大きな、そして重要な貢献を果たしている…」このシリーズは、マイセンの中でも、もっとも人気のあるアールヌーヴォー時代の作品として、1904年から1907年の間に最初の14種類が製作され、ユリウス・コンラッド・ヘンチェルの作風に傾倒したポール・ヘルミグ (1859-1939)、アルフレッド・キング(1871-1940)、エメリッヒ・オーラー(1881-不明)などにより、その後いろいろなデザインが追加されています。

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