No. 01
アルクール ラージワイン No.3 13.5cm
バカラ / アルクール / 高さ13.5cm / 六面カット
BACCARAT · Since 1764 · Baccarat, Lorraine
アルクール・マッセナ・ミルニュイほか 6シリーズを用途別にご案内します。
1764年にガラス工房として創業し、1816年からクリスタル製造を本格化したバカラ。アルクール・マッセナ・ミルニュイなど、それぞれ異なる用途と美意識を持つ名作シリーズを、用途別にご案内します。
Prologue · Since 1764, Baccarat
── フランス王室が愛した、切子の輝き ──
フランス北東部・ロレーヌ地方の小村バカラ(Baccarat)にガラス工房が設立されたのは、1764年のことです。ルイ15世の勅許を受けたこの工房は、当初板ガラスや鏡、ステムウェアを製造していました。1816年に初のクリスタル窯が稼働したことで、バカラは19世紀に欧州各地の王室・宮廷へ納品する主要クリスタル産地として確立しました。
1841年に生まれたアルクール(Harcourt)は、バカラの現存する最古のアーカイブシリーズのひとつです。六角形のフットと六面カットのカップを持つこの設計は、フランスの外交晩餐会でも使われてきた形状として記録されています。以来、バカラは時代ごとに異なる名作シリーズを発表しながら、旧作を廃番にせず継続生産し続けています。ナポレオン元帥に献名したマッセナ、外交官タレーランに因んだタリランド、1970年代に生まれたハーモニー、そして現代の食卓を照らすミルニュイとスウィング。各シリーズには固有の歴史と意匠の哲学があります。
バカラが200年以上にわたって名作シリーズを廃番にせず継続生産する理由を、ル・ノーブルでは「アーカイブとしての格式」と見ています。食器や器という実用品としての側面を持ちつつ、使い続けることで歴史の証拠物件としての価値も持つ─ この両立がバカラらしさだと編集部では考えています。
Editor's View · How Light Plays
── 六面カットとダイヤモンドカット ──
バカラのクリスタルは、シリーズによってカットの様式が大きく異なります。アルクールの六面カットは、グラス全体に大きな面を取りながら光を6方向に屈折させる設計で、テーブルに置いた際の周辺への光の散らばりが顕著です。対するマッセナのダイヤモンドカットは、ステムに刻まれた微細な多角形が点状の輝きを生み、強い陰影でグラスのシルエットそのものを引き締めます。
ハーモニーの縦平行カットは、垂直方向の光の筋を作り出し、ロックグラスに入れた氷の輪郭をくっきりと見せます。タリランドはあえて装飾を抑え、ステムの素のシルエットで個性を出す設計です。ミルニュイやスウィングといった現代シリーズでは、グラス以外の食器にも光を取り込む発想が広がっています。どのシリーズを選ぶかは、合わせる照明環境や食卓の色味で判断するのが良いと編集部では見ています。
同じバカラでも、アルクールとマッセナでは「光の表情」が全く違います。前者は穏やかに広がる輝き、後者は鋭く尖った煌めき。日常使いか特別な席か─ シーンに合わせてカットの様式を選ぶと、クリスタルの個性をより深く楽しんでいただけると考えています。
Chapter 01 · Wine & Champagne
1841年誕生のアルクールからナポレオン献名のマッセナまで、格式あるステムウェアを用途別にご紹介します。
アルクールは六角フットと六面カットの大判ボディが特徴の、晩酌から記念日まで対応できる定番シリーズです。シャンパンフルートは細長いチューリップ形で泡立ちを際立てる設計、マッセナのクーペ型はダイヤモンドカットのステムが強い陰影を生み、シャンパンの黄金色を引き立てます。アルクール イブは、伝統の六面カットを継承しつつ、より流麗なシルエットへ再設計された現代解釈版です。
No. 01
バカラ / アルクール / 高さ13.5cm / 六面カット
No. 02
バカラ / アルクール / 高さ17.8cm / フルート型
No. 03
バカラ / マッセナ / 高さ14cm / ダイヤモンドカット
No. 04
バカラ / アルクール / 高さ24.5cm / イブ
アルクールとマッセナは、どちらも晩餐の格式を支えてきたバカラの双璧です。日常の晩酌や友人との食事にはアルクール、記念日や慶事の乾杯にはマッセナのダイヤモンドカット─ シーンの強度に合わせて選ぶと、クリスタルの個性が引き立つと考えています。
Craftsmanship · From Sand to Crystal
フランス・ロレーヌの原料から、職人の手仕事で各シリーズの輝きへ。
バカラのクリスタルは、フランス・ロレーヌ地方の原料を独自の配合で調合し、職人の手による吹き付け成形とカット研磨で仕上げられます。各シリーズ固有の文様(六面カット・ダイヤモンドカット・縦平行カット等)は、すべてダイヤモンドホイールを用いて一つずつ手で刻まれます。製造工程の各段階を、4ステップでご紹介します。
フランス産の砂・石灰・ソーダ等を独自の配合で溶解炉へ。高温で溶融したガラス素地が作られます。
熟練職人がガラス管で宙吹きまたは型吹きを行い、シリーズごとの形状に成形します。
ダイヤモンドホイールを使い、各シリーズ固有の文様(六面カット・ダイヤモンドカット等)を職人が手作業で刻みます。
気泡・歪み・カットのぶれがないかを専門職人が目視で確認します。バカラの名を冠する品質基準への適合を確かめます。
Scene Guide · How to Choose
ワイン・シャンパン・ウィスキー・食卓の4シーンから、バカラを選ぶヒントをご紹介します。
毎日の晩酌をアルクールのグラスで。六面カットが赤ワインの深い色を引き立て、テーブルに置くたびに光を6方向に散らします。
記念日・慶事の乾杯に。マッセナのダイヤモンドカットが泡立ちをより美しく見せ、黄金色を引き立てるクーペ型のシャンパングラスです。
1970年代から続くハーモニーのオールドファッション。縦の平行カットが氷の輪郭をくっきりと際立たせ、ロックの時間を整えます。
ミルニュイのプレートはクリスタル製の食器として、前菜やデザートを上品に仕立てます。テーブルの主役として、おもてなしの食卓にもおすすめです。
Chapter 02 · Table & Everyday
タリランド・ハーモニー・ミルニュイ・スウィング。日々の食卓やひとり時間に寄り添うシリーズです。
バカラのクリスタル技術は、ステムウェアの枠を超えて食卓全体へと広がってきました。ミルニュイシリーズはプレートやボウルをクリスタルで統一する食卓の可能性を示し、スウィングシリーズは和食の食卓にも馴染む小皿へと展開しています。タリランド ポーセリンコレクションは磁器(ポーセリン)製で、バカラの食卓ラインに新たな質感をもたらしています。素材や用途の幅を、各シリーズで体感してください。
バカラのクリスタルが食器へ展開したのは比較的近年のことです。ミルニュイシリーズは2010年代以降、プレートやボウルをクリスタルで統一する食卓の可能性を示しました。スウィングシリーズには小プレートもあり、和食の食卓にも取り入れやすい設計になっていると編集部では見ています。
No. 05
バカラ / タリランド ポーセリン / 磁器製 / ゴールドアクセント
No. 06
バカラ / ハーモニー / 高さ10.5cm / 縦平行カット
No. 07
バカラ / ハーモニー / 高さ17cm / コリンズ
No. 08
バカラ / ミルニュイ / 直径16cm / クリスタル食器
No. 09
バカラ / ミルニュイ / 直径13cm / ボウル
No. 10
バカラ / スウィング / 直径13cm / 和食対応
アルクールは1841年初出・六角フットのクラシックスタイル、マッセナはダイヤモンドカットのステムが特徴的で強い陰影を生む設計です。日常の晩酌にはアルクール、特別な場の演出にはマッセナと編集部では考えています。
バカラのクリスタルは食洗機を避け、ぬるま湯と中性洗剤で手洗いが基本です。乾燥は自然乾燥か柔らかい布で拭き取ります。急激な温度変化を避けることで長くご使用いただけます。
アルクールは1841年に初めてバカラのカタログに登場した最古のシリーズのひとつです。六角形のフットと六面カットのカップを持ち、フランス王侯貴族の食卓で使われた格式ある意匠を現代に伝えています。
結婚祝いや記念日の贈り物にはアルクールのペアグラスが定番として位置づけられています。より個性的な一点を贈りたい場合は、スウィングシリーズのプレートやハーモニーのデキャンタもご検討ください。ラッピングについてはギフトサービスのご案内をご確認ください。
バカラのミルニュイシリーズのプレートはクリスタル製で、前菜・デザート・取り皿として日常の食卓にお使いいただけます。電子レンジは避け、手洗い推奨です。インテリアとしても飾っていただけます。
はい。タリランド ポーセリンコレクションは磁器(ポーセリン)製です。バカラは主にクリスタルガラスで知られますが、このシリーズはティーカップ・ソーサー等を磁器で展開しています。クリスタルのグラスと合わせて食卓を統一することも可能です。
POPULARITY RANKING
NEW FEATURE
POPULAR BRAND
BEST SELLING RANKING