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マイセン|ヘンチェルと猿の楽隊 300年の工芸と物語

マイセン特集

ヘンチェルと猿の楽隊 300年の工芸と物語

Meissen ― 1710, Saxony

1710年、ザクセンで生まれた白磁の技術は、時代の才能を吸収しながら300年以上にわたり独創的な世界を築いてきました。ヘンチェルが彫刻した子どもたちの笑顔、ケンドラーが仕立てた猿の楽師たち ─ その物語は今も食卓に息づいています。

マイセン本社とハーレクイン(道化師)フィギュリン・双剣マーク旗
※画像はイメージです

1710年、ザクセンに生まれた白い金

Meissen ― The First European Porcelain Manufactory

ヨーロッパが磁器を手にするのは、中国・朝鮮の製法が伝わる18世紀初頭のことです。ザクセン選帝侯アウグスト強王は、1710年にドイツのエルベ川沿いの都市・マイセンにヨーロッパ最初の磁器工場を設立しました。「白い金」と称されたその磁器は、宮廷の贈り物としても、外交の場での示威としても、貴重な役割を果たしてきました。

工場を支えたのは、型彫師ヨハン・ヨアヒム・ケンドラーをはじめとする職人たちです。ケンドラーは1731年に入場し、その後40年近くにわたり大型動物像から繊細なフィギュリン群まで幅広く制作しました。彼の手になる「猿の楽隊」(1753年)は、洋装の猿が楽器を奏でる諧謔的な作品で、当時の宮廷文化を風刺的に描いたものとされています。300年後の今も人気の高い古典シリーズです。

19世紀末には新世代の彫刻家コンラート・ヘンチェル(1872~1907年)が登場し、子どもたちの日常場面を繊細に表現したフィギュリン群「ヘンチェルの子供シリーズ」を制作します。棒遊びをする少年、ミルクを飲む犬と子供、眠る子どもと犬など、素朴でいて生き生きとした造形は、マイセンの技術と表現力が最もやわらかく宿った作品群と編集部では見ています。

シリーズの選び方

1739年から続く、染付の代名詞

Zwiebelmuster ― Blue Onion

コバルトブルーの染付文様・ブルーオニオン(Zwiebelmuster)は、1739年にJ.G.ヘロルト(Johann Gregorius Höroldt)が中国の陶磁器をもとにデザインした柄です。ザクロや桃などの東洋的モチーフが、マイセンの解釈で完成した普遍的な意匠として300年近く受け継がれています。

No. 01

ブルーオニオン コーヒーカップ&ソーサー 200ml

品番: 800101/00582

マイセン ブルーオニオン コーヒーカップ&ソーサー 200ml

白磁にコバルトブルーの染付けが映えるスタンダードなコーヒーカップです。毎朝の一杯が小さな儀式になります。

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No. 02

ブルーオニオン ティーカップ&ソーサー 200ml

品番: 800101/00633

マイセン ブルーオニオン ティーカップ&ソーサー 200ml

ティータイムに最適です。英国式アフタヌーンティーの食卓にも、日本のお茶の時間にも自然になじみます。

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No. 03

ブルーオニオン マグ 240ml

品番: 800101/55810

マイセン ブルーオニオン マグ 240ml

日常使いに選ぶなら、まずこのマグからお勧めします。ブルーオニオンの文様を毎日身近に感じられます。

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複数の工程が支える、白磁の精度

マイセンの磁器は、原料となるカオリンの精製から始まり、成形・素焼き・施釉・本焼き・絵付けという複数の工程を経て完成します。特に絵付けの工程では、熟練した絵付師が一筆ずつコバルトブルーの顔料を筆で乗せていきます。焼成後に発色する色は焼く前とは異なるため、職人は長年の経験をもとに最終的な仕上がりを想定しながら作業を進めます。

マイセンの特徴のひとつは、白磁の高い質感です。カオリンの産地として知られるザクセンの地で磁土を調合し、1400度前後の高温で焼成することで、きめ細かく透き通るような白磁が生まれます。この白磁があるからこそ、コバルトブルーの染付けが映え、また波の戯れホワイトのような彫刻文様が立体的に表現できるのです。

  1. I

    成形

    陶土を型に入れ、または職人の手びねりで成形します

  2. II

    素焼き

    低温で焼き、形を安定させます

  3. III

    絵付け

    熟練の絵付師が顔料を手塗りします。焼成後の発色を想定して描きます

  4. IV

    本焼き

    1400度前後の高温で焼き、白磁の磁器を完成させます

シーン別の選び方

マイセンをどう使うか、どう贈るか

コレクションに

ドラゴンシリーズは複数の色展開があります。カラー違いを揃える楽しみもあり、東洋のモチーフがマイセンの意匠で昇華されています。

マイセン ドラゴン ブルー マグ 240ml コレクション
ドラゴン ブルー マグ 240ml

白磁の彫刻文様 ─ 波の戯れホワイト

Wellenschliff ― Wave Relief White

染付けを持たない彫刻文様だけのシリーズです。白磁の美しさをシンプルに最大限に引き出した設計で、どんな食卓や料理とも相性がよいと編集部では見ています。

No. 04

波の戯れホワイト マグカップ 360ml

品番: 000001/29576

マイセン 波の戯れホワイト マグカップ 360ml

余白の美しさが際立つホワイトのマグカップです。コーヒーにも紅茶にも、マイセンを日常に取り入れる入口としてお勧めします。

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No. 05

波の戯れホワイト サラダボウル 14.5cm

品番: 000001/29411

マイセン 波の戯れホワイト サラダボウル 14.5cm

白磁の彫刻文様が食材の色を引き立てます。前菜やサラダの盛り付けにも自然に添えられます。

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No. 06

波の戯れホワイト タンブラー

品番: 000001/55404

マイセン 波の戯れホワイト タンブラー

彫刻文様が手になじむ独特の触感があります。冷たい飲み物を入れると、白磁の透明感がより際立ちます。

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東洋モチーフの継承 ─ ドラゴン

Drache ― Dragon Series

中国の陶磁器に憧れて誕生したマイセンは、東洋の意匠を独自の解釈で継承してきました。ドラゴンシリーズはその代表例で、複数の色展開が現在も続いています。

No. 07

ドラゴン ブルー マグ 240ml

品番: 330210/55810

マイセン ドラゴン ブルー マグ 240ml

青で描かれた龍の意匠が印象的なマグです。東洋の伝統文様を、マイセンの白磁が静かに受け止めます。

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No. 08

ドラゴン グリーン マグ 240ml

品番: 330310/55810

マイセン ドラゴン グリーン マグ 240ml

グリーンの龍が描かれた同シリーズのカラーバリエーションです。ブルーと並べる楽しみもあります。

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No. 09

ドラゴン グリーン コーヒーカップ&ソーサー 200ml

品番: 320310/00582

マイセン ドラゴン グリーン コーヒーカップ&ソーサー 200ml

グリーンの龍をあしらったコーヒーカップ&ソーサーです。ペア使いやギフトにも向いています。

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マイセンの古典フィギュリン

Classic Figurines ― Hentschel & Kändler

食器シリーズに加えて、マイセンはフィギュリンの分野でも300年の歴史を築いてきました。ここでは、19世紀末のコンラート・ヘンチェルと、18世紀のヨハン・ヨアヒム・ケンドラー&ペーター・ライニケによる古典的な2シリーズをご紹介します。

ヘンチェルの子供シリーズ

Hentschel Children ― Konrad Hentschel, 1872―1907

マイセン ヘンチェルの子供シリーズ フィギュリン

コンラート・ヘンチェル(1872~1907年)は、19世紀末のマイセンを代表する彫刻家です。棒遊びをする少年、犬にミルクを与える子供、眠る子どもと犬 ─ 日常の場面を繊細に表現したフィギュリン群は、工芸としてのマイセンの純粋な表現力が凝縮された作品群です。

ヘンチェルの子供シリーズを見る

猿の楽隊(Affenkapelle)

Monkey Band ― J.J. Kändler & P. Reinicke, 1753

マイセン 猿の楽隊(Affenkapelle)フィギュリン

1753年、ヨハン・ヨアヒム・ケンドラーとペーター・ライニケが制作した古典的な作品群です。洋装の猿が楽器を演奏する21体の場面は、当時の宮廷文化を風刺的に描いたものとされています。2006年のケンドラー生誕300周年記念には22体目となるタンバリン奏者が世界限定300体で加わりました。

猿の楽隊シリーズを見る

よくあるご質問

マイセンのブルーオニオン柄はどのような歴史がありますか?

ブルーオニオン(Zwiebelmuster)は1739年にJ.G.ヘロルトが中国の陶磁器をもとにデザインした柄です。ザクロや桃などを参考にしたとされ、現在もほぼ同じ版木で染付けされていると編集部では見ています。

ヘンチェルの子供シリーズはどのようなフィギュリンですか?

コンラート・ヘンチェル(1872~1907年)が19世紀末に手掛けた、子どもの日常場面を描いたフィギュリン群です。棒遊び・ミルクを飲む犬と子供・砂遊びなど、生き生きとした場面が特徴と編集部では見ています。

猿の楽隊(Affenkapelle)はいつ作られたのですか?

1753年にヨハン・ヨアヒム・ケンドラーとペーター・ライニケが制作した原型をもとにしています。洋装の猿が楽器を演奏する21体の作品で、2006年のケンドラー生誕300周年記念には22体目のタンバリン奏者が世界限定300体で加わりました。

マイセンの食器は食洗機で洗えますか?

マイセンの食器は原則として手洗いを推奨します。ブルーオニオンや波の戯れホワイトなどの絵付け商品は、食洗機の高温と洗剤により金彩や絵付けが退色するおそれがあります。長く美しく使い続けるために、ぬるま湯と中性洗剤を使った手洗いをお勧めします。

マイセンのギフトラッピングは対応していますか?

ギフトラッピングや熨斗などのオプションについては、ギフトサービスのご案内ページをご確認ください。

ブルーオニオンと波の戯れホワイトはどう選べばよいですか?

ブルーオニオンは1739年から続くマイセンの代表柄で、染付のブルーと白磁の対比が特徴です。波の戯れホワイトは彫刻文様だけのシリーズで、無彩色ゆえにどんな食卓にも合わせやすい点が特徴と編集部では見ています。用途やインテリアの色調に合わせてお選びいただけます。

マイセンの全シリーズを見る

ル・ノーブルでは、マイセンのブルーオニオン・波の戯れホワイト・ドラゴンなどの食器シリーズを取り揃えています。

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