帝政ロシア皇室御用達時代の歴史と伝統を誇る、色褪せない華麗なデザイン。
職人のハンドペイントによってコバルトの網模様に22K(相当)の
ゴールドで描かれたリボンがアクセントになった気品あふれるデザインです。
コバルトの網目模様に金の美しい装飾が特徴の「コバルトネット」シリーズは
女帝エカテリーナ2世に献上されたディナーセットを基に制作されました。
そのユニークで上品なスタイルは世界中で高く評価されており
1958年にはブリュッセル万国博覧会にてグランプリを受賞しました。
1949年の発表より半世紀以上にわたり
インペリアル・ポーセリンを代表するパターンとして世界中の人々に愛され続けています。
どことなく和食器の雰囲気も漂い
和洋中様々な食器との組み合わせが楽しめます。
女性・男性にかかわらず、日頃お世話になっている方、大切な方へ
特別な記念日に心を込めた上品な贈り物、お祝いのギフトやプレゼントとしてだけでなく
頑張った自分へのご褒美としても最適です。
ロマノフ王朝の絢爛。
他にはない優美で華麗な輝きを放ち続ける
ロシア最古の傑作磁器ブランド インペリアル・ポーセリン。
現在に至るまでとくに人気のシリーズが
Anna Yatskevich アンナ・ヤツケヴィッチが生み出した
「COBALTNET コバルトネット」と
Alexsei Vorobyevsky アレクセイ・ヴォロビエフスキーの手による
ロシアの風俗を巧みに織り込んだ作品達。
ソ連時代には磁器の絵付けや造形において
たいへん才能のある芸術家たちも多く現れました。
なかでもペインターの中では
ヤツケヴィッチとヴォロビエフスキーの名前を外すことはできません。
ヤツケヴィッチがペインターとしての能力が高く評価されていたことは
ナチス・ドイツとの戦いに勝利した記念に制作された花入れの
装飾を任されていることからもよくわかります。
一方、1920年代半ばからペインターとしてのキャリアを開始したヴォロビエフスキーが
早くから取り組み、最も得意としたモチーフは
ロシアの民俗を主題としたもの。
ロシアに古くから伝わる民話をもとにしつつ
それを大胆に再構築して詩的で幻想的な作風を確立し
それが現在においても高く評価されています。
~ 華麗なる暮らし ロシアでのお茶の愉しみ方 ~
ロシアでのティータイムは
ロシアンティーと呼ばれる独特な紅茶の飲み方でゆったりと愉しみます。
ストレートの紅茶であるがゆえにその繊細な色や香りを愉しめるように
ポットやカップの形状が工夫されています。
また、英国風のティータイムに欠かせない
ティーカップ&ソーサー&ケーキ皿のトリオに加えて
ロシアンティーには日本の豆皿に似たジャム皿が加わります。
ジャムやハチミツをお茶うけとして食べながら
ストレートの紅茶をいただきます。
ロシアには、地理的にも民族的にも
ヨーロッパ・アジアが融合した文化があるとされています。
ロシア正教会の鐘楼をデザンしたシリーズには
独特の絵柄や形がありロシアらしさが見事に感じられます。
ふんだんに金彩で彩られたティーセット達で美味しいロシアケーキと共に
西欧とは異なるルーツを持つ国・ロシアのお茶文化とその歴史に
触れてみてはいかがでしょうか。
存在感のあるおしゃれな雑貨(置物/オブジェ)としても
インテリア空間に上質で華やかな雰囲気をプラスしてくれます。