マスターペインターのサイン入り、限定25体のみの生産です。
ル・ノーブルオリジナル企画作品 証明書付。
「駱駝に揺られて」
砂漠を旅する者は、容赦ない太陽光や強烈な砂嵐をしのぎ、盗賊の襲撃を恐れながら、オアシスからオアシス、町から町へと移動しなければならない。
砂漠の中継地で旅人は、妖しげなトルコ風の音楽、エキゾチックな女性の舞踊、酒と食事に一時の楽を得る。
我々の砂漠の旅のイメージは、半分は男のロマンの物語で、残り半分は砂漠とそこを行くラクダの隊列なのではないでしょうか?ラクダは一頭で100キロ以上の荷物を積み、1000頭以上の隊商もあったそうですから、大きな隊商では輸送する荷物の総重量は100トン以上。ラクダは乾燥と高温に強く、数日間も水の補給なしで歩くことができます。背中のコブは水ではなく脂肪が蓄えられており、強烈な日差しからの断熱や体温調節に役立っているようです。水分はコブではなく、血液中に貯めていることがわかっているそう。砂嵐に耐えるため、長いマツゲとマブタのほかに瞬膜を備え、鼻の穴も閉じることができます。ラクダは、まるでパリ・ダカールラリーの砂漠を疾走する4輪駆動車のようにタフなのです。そういえばパリ・ダカにカミオン(トラック部門)があるのも、砂漠の輸送にロマンを感じる人間のDNAが関係しているのでしょうか?命がけの砂漠の旅と、それを強靭な体力で支えたラクダ。現在でもラクダは「勇気」と「生命力」、そして「異国への憧憬」の象徴です。アラブの顧客にも認められたヘレンドのマイスターが作る「駱駝」をどうぞ手に取ってお楽しみください。
駱駝に揺られて、砂漠を旅するロマンを夢見ながら。
※当社とラクダとの出会い
2014年、当社は始めてハンガリーのアミラ工房を訪問しました。テーブルの上に並んでいる様々な美しい手作りの作品郡を見ながら、そこに働いているペインター達が持っている技の素晴らしさに感動しました。その優秀な職人達は、世界的に有名なヘレンド社のかつてマスターペインターでありました。現在、彼らは「特別なお客様の要求を一つ一つ丁寧に対応することで、自分達自らが会社を成長させる事ができる」という高い志を持って、日々仕事に励んでおります。ラクダは、自由の象徴であり、生命の象徴であり、男のロマンです。そこで、世界中の優れた磁器芸術を愛する当社の限定25体特別注文で「The ship of the desert」はここに誕生しました。