No. 01
ブルー フルーテッド プレイン トリオセット(コーヒー)ペア
創業当初と同じプレインの手描き文様を、カップ・ソーサー・プレートのペアで揃えたトリオセットです。約250年の系譜を二人の食卓へ贈る象徴的な一組となっています。
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An Editorial · Royal Copenhagen · 250 Years
1775年、デンマーク王太后の窯から始まった青白磁の系譜。
ロイヤルコペンハーゲンは1775年、デンマーク王太后ジュリアン・マリーの庇護のもとで生まれました。その開窯とともに登場したブルーフルーテッドは、約250年を経た今もなお職人が一点ずつ手で青を描き続けています。コペンハーゲンの工房から世界の食卓へと届く、青の物語をたどります。
Prologue
── 1775年の開窯から、今この食卓へ ──
白磁に流れる青い手描きの文様を見れば、それがブルーフルーテッドだとすぐにわかります。このシリーズは1775年のロイヤルコペンハーゲン創業時に生まれ、社内で最初に登録された「パターン No.1」として、今日まで一度も途切れることなく作り続けられてきました。── 2025年は、その創業から数えてちょうど250周年にあたります。本稿で「約250年」と記すのは、この2025年の創業250周年を基準とした年数です。──プレイン、ハーフレース、フルレース、そして2000年に加わったメガ。約250年のあいだに4つの表情へと枝分かれしながら、いずれも創業当初と同じ手描きの製法を守っています。流行を追うのではなく、変わらないことそのものに価値を置いてきたシリーズが、なぜこれほど長く世界中の食卓に選ばれ続けてきたのでしょうか。その答えは、青い顔料がたどった旅路と、職人の手のなかにあります。ここから、コペンハーゲンの窯がたどった約250年の軌跡を一緒にたどっていきましょう。
No. 01
創業当初と同じプレインの手描き文様を、カップ・ソーサー・プレートのペアで揃えたトリオセットです。約250年の系譜を二人の食卓へ贈る象徴的な一組となっています。
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1772 ― 2025
1772
ノルウェーでコバルトの鉱脈が発見されます。のちにブルーフルーテッド(Musselmalet)を特徴づける深いコバルト青の起源となりました。
1775
デンマーク王太后ジュリアン・マリーの庇護のもとで創業します。「パターン No.1」として登録されたブルーフルーテッド プレインが発表され、中国磁器の菊とキジムシロ(Musselamalet)のモチーフを基礎としました。
1790年代
ノルウェーの「Blaafarvevarket(青色工場)」からコバルトを調達します。ブルーフルーテッドを特徴づける深い青の発色が安定していきました。
19世紀末
アートディレクターのアーノルド クローがプレインを現代的に再解釈します。以後、長きにわたり同じデザインが継承される礎となりました。
20世紀初頭
縁取りにレース装飾を加えたハーフレースと、職人が手作業でオープンワーク孔を彫るフルレースが確立します。食卓の格調に応じた選択肢が広がりました。
2000
デザイン学生のカレン・キアー・ラーセンが、伝統のパターンを大きく拡大した「ブルーフルーテッド メガ」を発表します。約250年の伝統に現代的な解釈が加わりました。
2025
プレイン・ハーフレース・フルレース・メガ。約250年にわたり職人が手絵付けするブルーフルーテッドは、今も世界中の食卓へ届けられています。
The Core Story
── ノルウェーの山から、コペンハーゲンへ ──
ブルーフルーテッドを象徴する深い青は、ノルウェーの山から運ばれてきました。1772年にノルウェーでコバルト鉱脈が発見され、ロイヤルコペンハーゲンは1790年代以降、ノルウェーの「Blaafarvevarket(青色工場)」からコバルトを調達するようになります。ここで精製された顔料は、亜鉛とケイ酸を含むコバルトジーンシリケイトと呼ばれ、白磁の上で焼成されることであの澄んだ青を生み出しました。文様そのものは、もともと中国の磁器に描かれた菊とキジムシロのモチーフを下敷きにしています。デンマークではこの文様を「Musselamalet」、すなわち「貝風装飾」と呼びならわしてきました。波打つように連なる花弁の輪郭が貝殻を思わせることから名づけられたとされています。そして、これらの要素を一つのブランドへとまとめあげたのが、鉱物学者のフランツ・ハインリッヒ・ミューラーでした。彼は1775年にロイヤルコペンハーゲンを創業し、50年間の専売権を得て磁器づくりの基礎を築きます。鉱物への深い知見を持つ人物が顔料と窯を扱ったからこそ、ブルーフルーテッドの青は安定した品質で受け継がれてきたといえます。ノルウェーの山から始まり、コペンハーゲンの工房で結実したこの青は、産地と職人と歴史が結びついた一つの到達点なのです。鉱物学者という顔を持つミューラーが窯を興した出自と、ブルーフルーテッドの青の発色が長く安定して受け継がれてきたこととは、無関係ではない結びつきがあると編集部では見ています。
Craftsmanship
── フルレース オープンワーク孔カットの系譜 ──
石膏型に磁器土を流し込み、各部品を成形します。
低温で素焼きを行い、磁器素地を安定させます。
熟練職人が一点ずつ手作業でコバルトブルー顔料を用いて文様を描きます。釉薬をかけ、本焼きで発色させます。
本焼き前の磁器に職人が手作業でレース状の孔を1つひとつ彫るオープンワークを施します。絵付け・釉薬・孔カットのすべてを手作業で行うため、4バリアント中で最も制作に時間を要します。
ブルーフルーテッドの価値は、この手仕事のなかに宿っています。とりわけフルレースは、絵付けから釉薬がけ、そしてレース状の孔を彫るオープンワークまで、すべての工程を熟練職人の手で仕上げます。同じ文様であっても、描き手の筆づかいによって青の濃淡や線の表情はわずかに異なり、まったく同じ一点は存在しません。機械で量産すれば失われてしまう微細な揺らぎこそが、約250年を経ても手描きを守り続ける理由です。一杯のカップに職人の手の記憶が刻まれていること。それがブルーフルーテッドを長く愛用する人々の心をとらえ続けています。
Series 01 · 1775 · Plain
1775年発表・パターン No.1・アーノルド クロー 19世紀末リデザイン。
プレインは1775年の開窯とともに発表された、ブルーフルーテッドの原点です。「パターン No.1」として登録され、19世紀末にはアーノルド クローが現代的に再解釈しました。縁の装飾を持たないベーシックな佇まいは、和洋どちらの食卓にも自然になじみ、日常の器として長く使い続けられます。
No. 02
蓋つきのボウル&ソーサーで、スープやデザートを温かいまま楽しめます。創業期の形をいまに伝える、プレインの代表的な一品です。
商品ページへNo. 03
240mlの大ぶりなカップ&ソーサーで、コーヒーをたっぷりと味わえます。手描きの青文様が日々のひとときを静かに彩ります。
商品ページへNo. 04
350mlのマグカップは、朝の一杯から仕事の合間まで日常に寄り添います。プレインの文様を気兼ねなく毎日使える一点です。
商品ページへNo. 05
1000mlの大容量ティーポットは、食卓の主役として人を招く席にふさわしい一品です。手描きの青がテーブルを上品にまとめます。
商品ページへSeries 02 · Half Lace
縁のみにレース装飾・実用と装飾の中間バリアント。
ハーフレースは、プレインの文様に縁のレース装飾を加えたバリアントです。器の縁を白く繊細に縁取ることで、プレインよりも華やかな表情が生まれます。普段使いの実用性と、ひと手間かけた装飾性のちょうど中間に位置するため、特別な日常を演出したい食卓によく合います。
Series 03 · Full Lace
絵付け・釉薬・オープンワーク孔カット。4バリアント中最も職人の手がかかるシリーズ。
フルレースは、縁全体に手作業でレース状の孔を彫るオープンワークを施した最高峰のバリアントです。絵付け・釉薬がけ・孔カットのすべてを熟練職人が手で仕上げるため、4つのバリアントのなかで最も制作に時間を要します。その繊細さと希少性から、贈り物の器としても選ばれてきました。
Series 04 · 2000 · Mega
デザイン学生カレン・キアー・ラーセン考案。パターンを大きく拡大した現代的解釈。
メガは2000年、デザイン学生のカレン・キアー・ラーセンが考案したバリアントです。約250年受け継がれてきたブルーフルーテッドの文様を大胆に拡大し、一つひとつの花弁をはっきりと際立たせました。伝統の青を守りながらモダンな印象へと再解釈されたメガは、現代の食卓にも軽やかになじみます。
Gift Service
約250年の系譜を受け継ぐブルーフルーテッドを、贈り物として届けられます。ル・ノーブルではラッピングや熨斗のご用意もしております。詳しくはギフトサービスのご案内をご覧ください。
1775年のロイヤルコペンハーゲン創業時に生まれたシリーズで、「パターン No.1」として登録されています。現在も同じデザインが継承されており、250年以上にわたって製造・販売が続く同社最古のシリーズです。
縁の装飾量と制作工程で異なります。プレイン(無縁・最もシンプル)、ハーフレース(縁のみレース装飾)、フルレース(縁全体を手彫りで孔カット)、メガ(2000年考案・パターンを大きく拡大した現代的解釈)の4段階です。
磁器に手作業でレース状の孔を1つひとつ彫る技法です。絵付け・釉薬がけ・孔カットのすべてを熟練職人が手作業で行うため、4バリアント中で最も制作に時間がかかります。
トリオセット(カップ・ソーサー・プレートのペアセット)やフルレースのティーカップ&ソーサーが贈答用として喜ばれます。ル・ノーブルではラッピングや熨斗のご用意もしております。
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