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アウガルテン(AUGARTEN) フィギュリン(011210) スペイン乗馬学校 跳躍(カブリオレ) 30cm 1833
アウガルテン(AUGARTEN) フィギュリン(011210) スペイン乗馬学校 跳躍(カブリオレ) 30cm 1833
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アウガルテン(AUGARTEN) フィギュリン(011210) スペイン乗馬学校 跳躍(カブリオレ) 30cm 1833

アウガルテン(AUGARTEN) フィギュリン(011210) スペイン乗馬学校 跳躍(カブリオレ) 30cm 1833

商品番号 001833011210
¥ 1,072,500 税込
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商品詳細

サイズ 横幅26×奥行き13×高さ30cm
素材
容量  

商品説明

最も困難なモデルであるCaprioleは卓越した芸術性と膨大な技術性を必要とし、このモデルによってアウガルテンは世界中に一躍その名を轟かせました

アウガルテンの代表的フィギュリンといえばスペイン乗馬学校シリーズ。皮膚感まで繊細に表現されているからこそ、ダイナミックな躍動感を感じさせます。


Capriole-跳躍-は、馬が垂直に跳んでいて、4本全ての脚が同時に伸びきっています。この跳び方はヤギがぴょんぴょん飛び跳ねているように見えるので、Capriole(ヤギのジャンプ。Capraはラテン語でヤギの意味)と名付けられています。負担のある姿勢(ほとんど空中に浮いている)にもかかわらず、馬は騎手の手綱を持つ左手と右肩に接しているのみです。騎手は右手で柳の乗馬鞭を持っており、その鞭はこのモデルでは金属でできています。Herbert Schwarz教授によってデザインされたこのモデルの製作が陶磁器で可能になったのは、1962年。恐らく最も困難なモデルであるCaprioleは卓越した芸術性と膨大な技術性を必要とし、このモデルによってアウガルテンは世界中に一躍その名を轟かせました。
ハプスブルク王宮内のパーフォーマンスで有名な、世界最古・最高と言われる古典乗馬 、ウィーンのスペイン乗馬学校。スペイン乗馬学校は、世界唯一の施設として、ルネサンス時代に集大成された古典馬術の最高技術を保存し、今日もなおそのオリジナルで優雅な演技を披露しています。1729年から1735年にかけてバロックの巨匠ヨハン・ベルンハルト・フィツンャー・フォン・エルラッハ氏によって建設され、当時は貴族の子弟がここで馬術を学んだため、今も乗馬学校と呼ばれています。騎手の壮観さだけでなく最も優良な馬リピッツァナー(スペイン乗馬学校の高等馬術で用いられている白馬のこと)がいる場所でも有名で、シャンデリア輝く演技場で白馬達がシュトラウス、モーツァルトなどのクラシック音楽に合わせて歩いたり走ったり跳んだりするショーは見る人々に深い感銘を与えます。レバード Levade(前肢を折り曲げて、 低くした後肢の飛節に馬体を載せる体勢で数秒間静止の状態をとる)、クールベット Courbette(後肢で立ち前肢を曲げる)、カプリオール Capriole(跳躍し空中で後肢を蹴って伸ばす)などの最も有名な古典馬術のデザインは、ウィーン陶磁器工場アウガルテンの芸術家が製作した陶磁器の置物によって不朽の名声を与えられました。
スペイン乗馬学校の置き物は、陶磁器の本体から成形されるのではなく、何十もの細かいパーツから成り立っています。仕上げ師によって熟練の職人芸を使って陶磁器から切り取られた手綱、あぶみ、サーベルなどのパーツは、本体に液体の陶磁器土を塗って取り付けられています。

注意事項 ※ご購入前にご確認ください※


※商品名にプレート立て付などの表記がない場合は、付属品は別売となります。
※商品の価格は実店舗と異なる場合があります。
※販売価格は予告なく変更される場合がございます。

ブランド

ブランドアウガルテン(オーストリア)

1718年ハプスブルク家が全盛を誇った時代にウィーン磁器工房は誕生しました。アウガルテン窯の始まりです。ここは世界で初めてコーヒーカップを磁器で作った窯でもあります。
1744年には、女帝マリア・テレジアによってハプスブルク皇室直属の窯に命じられ、以来、「インペリアル ウィーン磁器工房」としてこの工房で作られる全商品には、ハプスブルク家の紋章である横2本の盾が、商標として焼き付けられています。この時代にフランスを代表とする画家ワトーが描くロココ調の風景画や、磁器製の人形が盛んに製作され、今日でもこれらウィーン磁器工房のロココ調磁器は、収集家に大変珍重されています。
この時代に誕生した代表的な絵柄のひとつに 「マリア・テレジア」 があります。マリア・テレジアの狩猟の館であったアウガルテン宮殿のディナーセットとして、女帝への敬意を込めて贈られたもの。18世紀狩猟のシンボルであった、もみの木の色だけで彩色された優美な花柄は現在でも高い人気を誇っています。
その後もアウガルテンは皇族、貴族のために磁器を焼き続け、24金の金粉を液体に溶かして磁器に塗る新しい技法などを次々と生み出し、18世紀後半には 「技術と品質で世界一」 という名声を得たのです。ハプスブルク家の衰退とともに、1864年から約60年の間一時休窯となったアウガルテンですが、1924年かつてのマリア・テレジアの狩猟の館であるアウガルテン宮殿に工房を移し、名称もウィーン磁器工房アウガルテンと改めてよみがえりました。
今でも、製品のすべてが熟練した職人によって昔ながらの手作りにより製作されているため、生産量は限られています。しかし優しい輝きを放つ絵柄、温かみのある白磁、しっとりなじむフォルムは、一途なこだわりがあるからこそ守られている「アウガルテンの生命」なのです。

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