カットが細かく、仕上がりはくっきり華やか。
繊細な職人技が光るビールグラスです。
小ぶりなサイズですので、ビールグラスとしてだけでなく、日本酒グラスとしてもお使いいただけます。

のぞきこむと光の屈折によって色々な表情をみせてくれます。そこには職人の遊び心が感じられます。
すっと伸びるラインがシャープなデザインは、見ていても飽きることがなく、毎日の晩酌が楽しみになります。

落ち着いた紫色と葡萄模様が美しい江戸切子のグラスは、贈り物や外国の方へのお土産におすすめです。

江戸紫色とは、くすんだ青みの紫色で、江戸時代に紫の色調が東西に分裂し、京紫が赤みの紫であるのに対します。日本では古来より、紫色は高貴で上品な色とされてきました。江戸時代、武蔵野地方の特産品だった「ムラサキ」という植物の根で染めた、紺色がかった紫色を「江戸紫」といいます。この紫染めは江戸時代の歌舞伎役者「助六」が舞台で使用し、庶民の間で流行したことでも有名です。

「江戸切子」
切子とは、砥石等の研磨材をを用いて硝子器に掘り込まれたカット模様のことです。この技法は、江戸時代の後期より現代に伝えられてきた伝統工芸のひとつで、平成14年に国指定伝統工芸品に認定されました。江戸切子師の技法と繊細なデザインを加えた、手作りならではの輝きある工芸品です。

材質：色被せ無鉛ガラス