Ming dragonシリーズ、Berlinシェイプのマグカップ。クラシカルな四角形の取っ手がエレガントな印象で、実際に使ってみるとグリップ感もよく程良い持ちやすさです。シンプルなシェイプだからこそ描かれたドラゴンの豪華なデザインが際立つ逸品です。マイセンの中で最も古いデザインの一つです。この構図は現代のテイストに美術作品としてのパワーを感じさせます。

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※Ming dragonシリーズ
ザクセン候にしてポーランド国王になったのアウグスト強王をはじめ、歴代の王が望んだ東洋の龍。朱赤が1918年まで宮廷以外で使用することを厳しく禁じられていたため、同じ柄で黒、灰色、黄色、緑、紺色などのカラーバリエーションが生まれました。特にレッドドラゴンは、1730年頃にマイセンにもたらせた中国伝来の図案で、皇帝のシンボルでもありました。ドラゴンは、「不死をあらわす神秘的な幻の生き物」、「四大珍獣」のひとつとされ、古くから神と同じぐらい崇められてきました。