紗綾 漆黒は、モノトーンに込めた多彩な色の凝縮をテーブルシーンに展げます♪
すずりの墨黒、灼熱を秘めた墨の光沢-
紗綾 漆黒は、モノトーンに込めた多彩な色の凝縮をテーブルシーンに展げます。
高い技術に定評のある新潟県燕市のカトラリーメーカー 株式会社 サクライと日本を代表するデザイナー鶴田一郎氏がデザイン・品質にこだわって企画製作した「紗綾」シリーズです。硬質な墨色のボディに布地巻きの技術を用いた今までにないデザインで、日本の伝統色が使われた持ち手部分の織目の風合いと黒く鈍く光るボディはくつろぎの和のデザートタイムを演出します。
「布着せHSV仕上げについて」
・HSV特殊布転写は特殊加工により布がはがれにくく、食べ物の汚れやシミなども残らず簡単に洗い流せます。
・食品衛生法試験で発色成分の安全・無害性が証明されております。
・使用後は柔らかいスポンジと中性洗剤洗ってください。洗い終わりましたら、柔らかい布できれいに水分を残さないよう拭き取ってください。
※金属たわし・クレンザー・漂白剤・食洗機使用不可。
■材質:ステンレス
■仕様:酸化発色処理(チタングレー)・布着せ仕上げ(HVS特殊布転写 綿100%)
■デザイン:鶴田一郎
【デザイナー 鶴田一郎氏について】
日本を代表するグラフィックデザイナー・画家である、1954年熊本県本渡市生まれの鶴田一郎氏は、天草地方の豊かな自然に囲まれて育ちました。独特のタッチで描かれた日本女性の美人画で有名であり、1987年から11年間続いた、ノエビア化粧品のテレビCM「コスメティックルネッサンス」シリーズで「女性美を象徴的に表した」イラストレーションで一躍有名となりました。切れ長の瞳に、大ぶりのイヤリング、タイトなまとめ髪の印象的な女性像は、その時代に鮮烈な印象を与え、記憶に残るものとなりました。彼の描き出す美人画は、まさにアールデコのヨーロッパ的要素と自分の中の日本的なものが見事に融合し、たおやかで華やかな世界を創りあげています。近年は美人画のみならず、自分が「日本人である」という意識が芽生え次第に淋派、弥勒菩薩をはじめとする仏教美術等、日本独自の美意識へと傾倒し、「雪」「月」「花」「海を渡る」などの大作にも挑んでいます。
「紗綾シリーズの品質に関しての注意事項」
紗綾の表面は塗装では無く、酸化発色という加工技術で黒くなっております。
色が付いているのではなく、表面の僅か数ミクロンの部分が変色しています。
ステンレス表面の酸化皮膜をさらに酸化させ厚くします。
その際、表面硬度や耐候性や耐食性が通常のステンレスより有効となります。
紗綾の表面はそれに加え、マットな仕上がりになっております。
傷ついて黒色が落ちることはありませんが、使っていくことで艶が出てくる場合がございます。