
バレリーナ シャンパンチューリップ A 24cm 300ml
LOBMEYR · WIEN · SINCE 1823
ロブマイヤー
1823年ハプスブルク家御用達
ウィーンクリスタル
ヨーゼフ・ホフマン パトリシアン/ポール・ヴィーザー バレリーナ
1823年ウィーンに創業したロブマイヤーは、ハプスブルク家御用達としてオーストリア宮廷の食卓を支えてきました。1917年のヨーゼフ・ホフマン「パトリシアン」、1993年のポール・ヴィーザー「バレリーナ」、1995年の「WIEN PRODUCTS」認定──200年にわたるウィーンクリスタルの歩みを5章で辿る読み物特集です。
PROLOGUE
ウィーン中心部、シュトゥーベンリング街にある一軒のクリスタル工房──ロブマイヤー(Lobmeyr)は、1823年にヨーゼフ・ロブマイヤーによって創業されました。ハプスブルク家の御用達としてオーストリア宮廷の食卓を支え、ウィーン分離派のヨーゼフ・ホフマン、現代のポール・ヴィーザーといった巨匠デザイナーが手がけた極薄グラスは、200年を経た今もウィーンクリスタルの最高峰と称されています。本特集は、ロブマイヤー200年の歩みを、ハプスブルク御用達時代から1917年パトリシアン、1993年バレリーナ、1995年 WIEN PRODUCTS まで、5章で辿る読み物特集です。
CHAPTER 1 · 1823 · HABSBURG
1823年、ヨーゼフ・ロブマイヤーがウィーンにクリスタル工房を構えました。ハプスブルク家の絶頂期にあたり、ウィーンの宮廷文化はヨーロッパで最も洗練されていた時代です。ロブマイヤーは、その宮廷の食卓を彩るクリスタルガラスを供給する御用達となり、極めて薄く、繊細で、なお実用に堪える「ウィーンクリスタル」のスタイルを確立しました。フランス・バカラやドイツのクリスタルとは異なる、軽さと品格を併せ持つ独自の路線です。
CHAPTER 2 · 1917 · JOSEF HOFFMANN
20世紀初頭のウィーンは、ウィーン分離派(セセッション)の建築家・デザイナーたちが活躍した時代でした。その中心人物の一人、ヨーゼフ・ホフマン(1870-1956)が1917年にロブマイヤーのためにデザインしたのが「パトリシアン(PATRICIAN)」です。装飾を極限まで削ぎ、形と素材の純粋さだけで魅せる極薄グラスは、ホフマンが追求した「装飾を削ぎ落とすシンプリシティ」の理念を体現しています。手吹き製造で一脚ずつ仕上げられ、口当たりの良さと機能美が両立します。今も「究極のエレガンス」と評される、ロブマイヤーの代表シリーズです。なお本特集時点ではパトリシアンの主要在庫が限られるため、シリーズ詳細のみご紹介します。
CHAPTER 3 · 1993 · PAUL WIESER
1993年、デザイナー ポール・ヴィーザーがロブマイヤーのためにデザインした「バレリーナ(BALLERINA)」は、英国を代表するプリマドンナ、マーゴ・フォンティーン(1919-1991)の踊り姿、特に爪先立ち(ティップ・トゥ)の姿勢からインスピレーションを得たシリーズです。極薄のクリスタル造形が、まるでバレリーナのチュチュのように軽やかに広がる造形美。1993年ハノーバーメッセでデザイン賞を受賞した記念碑的シリーズで、口当たりが非常に軽いことが特徴です。本特集ではシャンパンチューリップA 24cm 300ml と、ビアグラス 20.5cm 450ml の2点を採用しました。日常のグラス1脚から、ロブマイヤーの世界観に触れられる入口となります。
CHAPTER 4 · 1995 · WIEN PRODUCTS
1995年、ウィーン商工会議所は「WIEN PRODUCTS」を制定しました。これは「ウィーンの歴史と芸術を受け継ぐ高品質ブランド」として認定された51企業からなるブランドネットワークで、ロブマイヤーはその設立メンバーの一つです。同じく加盟するアウガルテン(Augarten・ウィーン磁器の名窯。源流は1718年のウィーン帝立窯、現工房は1923年設立)、スワロフスキー(Swarovski・1895年創業のクリスタル装飾品)などとともに、現代のウィーン文化を世界に発信する役割を担っています。ロブマイヤーを選ぶことは、ウィーン文化の系譜の一端に触れることです。
HERITAGE · LOBMEYR ARCHIVE
ロブマイヤーの代表シリーズ「パトリシアン」は本特集時点で主要在庫が限られ、「バレリーナ」もワイングラス1-5、ブルゴーニュ、シャンパンフルートなど多くの形状で在庫が変動しています。ロブマイヤーは手吹き製造のため少量生産が原則で、ご興味のシリーズはブランドページから取扱状況をご確認ください。
EPILOGUE
1823年のハプスブルク御用達から、1917年パトリシアン、1993年バレリーナ、1995年 WIEN PRODUCTS まで──ロブマイヤーの200年は、ウィーン文化の精髄を磁器ならぬクリスタルガラスで体現してきた歩みです。一杯のシャンパンチューリップ、一脚のビアグラスを選ぶことが、そのウィーンクリスタルの系譜の一端に触れることになります。
FAQ
1823年、オーストリア・ウィーンでヨーゼフ・ロブマイヤーによって創業されました。以来200年、ハプスブルク家の御用達としてウィーンクリスタルの最高峰として知られています。
1917年にウィーン分離派の建築家・デザイナー、ヨーゼフ・ホフマン(1870-1956)がロブマイヤーのためにデザインしたシリーズです。装飾を極限まで削ぎ、形と素材の純粋さだけで魅せる極薄グラスで、「究極のエレガンス」と称されます。
1993年、デザイナーのポール・ヴィーザーが、英国を代表するプリマドンナ マーゴ・フォンティーン(1919-1991)の爪先立ち(ティップ・トゥ)の姿勢からインスピレーションを得てデザインしました。極薄クリスタルが軽やかに広がる造形美が特徴で、1993年ハノーバーメッセでデザイン賞を受賞しています。
1995年にウィーン商工会議所が制定した「ウィーンの歴史と芸術を受け継ぐ高品質ブランド」のネットワークです。ロブマイヤー、アウガルテン、スワロフスキーなど51企業が加盟し、現代のウィーン文化を世界に発信する役割を担っています。
ロブマイヤーのクリスタルは極めて薄く手吹きで仕上げられるため、口当たりが非常に軽く、グラスの存在感を感じさせないほどです。バレリーナシリーズは特にその傾向が顕著で、飲み物本来の味わいを引き立てる繊細さがあります。
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