Luxury Selection vol.80 ラリック
アール・ヌーヴォー期に「モダンジュエリーの先駆者」と呼ばれるほどに宝飾工芸界で高い評価を得ていたルネ・ラリックが、それまでの経歴を棄てガラス工芸へと転向したのは彼が50歳のころ。斬新なデザインを掲げ、宝飾史上の変革者と称賛された彼の美しいジュエリーデザインの数々は、当時のフランスのみならず今なお高い人気を誇ります。しかし一方で、その彼が50歳という年齢にさしかかるころから試みたガラス造形家としての素晴らしい仕事の数々が、結果として彼をデザイナーとしてではなくアール・デコ期を代表する芸術家として後世に名を残すに至ったと言えるのではないでしょうか。

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