Rene Lalique
ルネ・ラリック ─ 自然と象徴の世界
フランス・シャンパーニュ地方の小村に生まれた
ルネ・ラリック(1860-1945)。
幼少期に体験した自然の鼓動を物質化させた
妖精と象徴のクリスタル世界をご紹介します。
Rene Lalique
ルネ・ラリック ─ 自然と象徴の世界
フランス・シャンパーニュ地方の小村に生まれた
ルネ・ラリック(1860-1945)。
幼少期に体験した自然の鼓動を物質化させた
妖精と象徴のクリスタル世界をご紹介します。
ルネ・ラリック(Rene Lalique, 1860.4.6 - 1945.5.5)は1860年フランス、シャンパーニュ地方の小村に生まれました。彼は幼い頃に草原と小川、畑と森を強烈に体験し、その地が育んだ旅情は、彼のガラス製品に変化に富んだテーマをもたらしました。
昆虫の形態と外観を、植物の形態と細部を、人間の身体的特徴を観察するように熱心に研究し、絶え間なくデッサンすることによって、真の創作の源泉を積み上げていきました。ラリックは故郷の自然に魅せられ、自然の中においてのみおのれの夢想を物質化すると、自然こそ想像の「源泉」であるとみなしていました。
自然の鋭敏な観察者であったラリックは、自然が暗示する象徴の世界にも精通していました。19世紀後半、従来のアカデミズムに対する反発として、日本でも人気の高い印象派の傾向、他方では象徴主義の傾向が見られました。極端に言えば、ただ目の前に見える風景を写実的に映し出すだけ、という印象派に対して象徴主義が求めたものは、目にみえない思想や魂、人間の内面や夢、神秘性などを象徴的に表現しようとするもので、ラリックの詩的想像力は、象徴主義に共通するものでした。
フェー 1265500 花瓶(ベース)29.5cm
夜の間に月光に誘われ現れたフェー(妖精)たちが、好奇心にかられ昼の光を見ようとした途端、朝露の中に閉じ込められてしまった物語を描いた幻想的な作品です。
クリスタルの透明感の中に、神秘的な妖精の姿が浮かび上がる──象徴主義の詩的世界がそのまま結晶化したかのような、ラリックを代表する逸品です。
フエークリザリード 1194500 置物 24.5cm
さなぎが妖精に生まれ変わる瞬間(メタモルフォーゼ:変化)をとらえ、動植物が人間と同じ霊的生命を宿しているという、ロマン主義思想と自然主義、あるいは人間存在とこれをとりまく自然の密接な関係を彷彿とさせています。
矛盾し補完しあう主題から導き出された、人間と自然の融合を表す作品です。クリスタルの中で羽を広げる妖精の姿は、見る者に静かな感動を与えてくれます。
ルネ・ラリックの作品は、自然から得たインスピレーションと、19世紀末から20世紀初頭の象徴主義・アール・ヌーヴォーの精神を融合させた、唯一無二の世界観を持っています。
花瓶、置物、グラス、ペーパーウェイト、ジュエリーまで、多彩なクリスタル作品を取り揃えております。妖精・天使・植物・動物など、ラリックならではの繊細なモチーフは、特別な記念日のお祝いやコレクターズアイテムとして、世界中の愛好家に愛され続けています。
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