№ 01
ジノリ1735 グランデューカ プレート 26.5cm
磁器・プレート・26.5cm
トスカーナ大公(グランデューカ)の名を冠したフィレンツェ宮廷美意識の代表作。ピンクの縁取りとゴールドのラインに、色鮮やかな花々を配したメディチ家ルネサンスの華やぎを伝える一枚です。
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An Editorial · Beauty & Ideal
メディチ家フィレンツェからサヴォイア家トリノを経て、現代ジノリ1735へ。
15-16世紀のメディチ家フィレンツェに始まったルネサンスの美意識は、18世紀のサヴォイア家トリノを経て、新古典主義の白磁へ、そして現代ジノリ1735へと受け継がれてきました。500年続く美と理想の系譜を、ジノリ1735の代表4シリーズ5点でお届けします。
Chapter 01 · 15-16C ― Medici Florence
「美と理想」を芸術の主題に据えた最も大きな源流は、15-16世紀のフィレンツェにあります。メディチ家は、ロレンツォ・イル・マニフィコ(壮麗公・1449-1492)の時代にレオナルド・ダ・ヴィンチ、ボッティチェッリ、ミケランジェロといったルネサンス美術の巨匠たちを支援し、人間と自然の理想美を追求するルネサンス文化を育みました。陶磁器の領域でもフィレンツェは早くから工房を抱え、トスカーナ大公(グランデューカ)フランチェスコ1世・デ・メディチの時代、16世紀後半(1575年頃)には、宮廷の庇護のもとで磁器工房「メディチ磁器」(1575頃-1587)も短期間ながら設立されています。この「メディチ磁器」はヨーロッパ最古級の軟質磁器試作と言われ、その美意識は18世紀のドッチア窯(リチャード・ジノリ)にも受け継がれていきます。本特集のグランデューカ シリーズは、まさにフィレンツェ大公の宮廷美意識を現代に蘇らせた代表作と言えます。
Chapter 02 · 18C ― Savoy Turin
北イタリアのトリノを中心に栄えた「サヴォイア家」もまた、芸術の支援者として知られていました。サヴォイア家はルネサンスから近世にかけて、独自の宮廷文化を築き、トリノ王宮を華やかに装飾しました。18世紀後半、ドッチア窯(リチャード・ジノリ)も含めたイタリアの主要窯がこうした北イタリア宮廷文化を背景に、装飾的な磁器を発展させていきます。「オーロディドッチァ(ドッチアの黄金)」シリーズは、まさにこの時代のドッチア窯の黄金期を現代に再現した代表作 ── ターコイズ地にゴールドの装飾という配色は、宮廷の華やぎを今に伝えます。本特集に並べたオーロディドッチァ ターコイズ プレート 22cmは、そのコレクションのなかでも食卓使いしやすいサイズで、毎日の食卓に北イタリア宮廷の余韻を運ぶ一品です。
Chapter 03 · Late 18C ― Neoclassicism
18世紀末から19世紀初頭、ヨーロッパでは「新古典主義(Neoclassicism)」が芸術全般を席巻しました。1748年のポンペイ発掘以降、古代ギリシャ・ローマの美術が再評価され、装飾は華麗な装飾から透徹したミニマリズムへと回帰していきます。陶磁器の世界でも、ジノリ・ドッチアやヴェネツィアのチェーザレ・ヴェッキ工房、リヴォルノなどイタリアの窯がこの傾向を取り入れ、白磁の純粋な美しさを追求しました。リチャード・ジノリの「アンティコ ホワイト」シリーズは、文字通り「古典的な白」を意味する現代の代表作で、新古典主義時代の純白磁器の美意識を現代の食卓に蘇らせています。装飾を削ぎ落とし、器形そのものの完成度で勝負するアンティコホワイトのプレート 26.5cmは、メディチ家・サヴォイア家を経て19世紀新古典主義へと連なる「美の理想」の到達点と言えます。
Chapter 04 · 2010s-Now ― Modern Ginori
美と理想を追求する系譜は、現代のジノリ1735にも色濃く受け継がれています。2010年代以降のジノリは、イタリアのファッションデザイナーやアーティストとのコラボレーションを通じて、ルネサンス以来の美意識を21世紀のテーブルへと翻訳してきました。本特集の最後を飾る「シルク・デ・メルヴェイユ(驚異のサーカス)」シリーズは、その代表例です。動物や植物のモチーフを大胆に配したオーバルトレイは、メディチ家のグロッタ(人工洞窟)の壁画やフレスコ画を彷彿とさせる、現代版「驚異の部屋」の趣を持ちます。「美と理想」の追求が500年を経て、まったく新しい形で食卓に届く ── これがジノリ1735が今日提案する美意識の最終形です。
トスカーナ大公(フィレンツェ大公)の意味です。メディチ家のロレンツォ・イル・マニフィコをはじめとする宮廷の美意識を、現代のジノリ1735が継承したシリーズです。
15-16世紀のメディチ家はルネサンス美術全般を支援しました。トスカーナ大公フランチェスコ1世の時代、1575年頃にメディチ磁器工房を短期間設立し、ヨーロッパ最古級の軟質磁器を試作。この美意識が18世紀のドッチア窯へと受け継がれました。
「ドッチアの黄金」の意味です。18世紀後半のサヴォイア家の宮廷文化を背景に、ドッチア窯が発展させた装飾的磁器を現代に再現しました。ターコイズ地にゴールド装飾が特徴です。
「古典的な白」の意味です。18世紀末-19世紀初頭の新古典主義時代の純白磁器の美意識を現代に蘇らせたジノリ1735シリーズで、装飾を削ぎ落とした器形の完成度が特徴です。
「驚異のサーカス」の意味です。2010年代以降のジノリ1735が、ファッションデザイナーやアーティストとのコラボレーションで展開する代表シリーズで、動物や植物のモチーフを大胆に配置しています。
The Selection
── グランデューカ / オーロディドッチァ / アンティコ ホワイト / シルク・デ・メルヴェイユ ──
№ 01
磁器・プレート・26.5cm
トスカーナ大公(グランデューカ)の名を冠したフィレンツェ宮廷美意識の代表作。ピンクの縁取りとゴールドのラインに、色鮮やかな花々を配したメディチ家ルネサンスの華やぎを伝える一枚です。
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磁器・ティーカップ&ソーサー・240ml
グランデューカ プレートと揃えたい、メディチ家宮廷の余韻をたたえるティーセット。フィレンツェの花文化を映した絵付けが、午後のひとときをルネサンスの食卓へと誘います。
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磁器・プレート・22cm
「ドッチアの黄金」を意味するオーロディドッチァのターコイズ配色。サヴォイア家トリノ宮廷の華やぎを現代に再現した、食卓使いしやすい22cmの一枚です。
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磁器・プレート・26.5cm
「古典的な白」を意味するアンティコ ホワイトの代表作。装飾を削ぎ落とし、器形そのものの完成度で勝負する一枚は、新古典主義時代の純白磁器の美意識を現代の食卓に届けます。
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磁器・オーバルトレイ・27.5cm
「驚異のサーカス」を意味する現代ジノリの代表シリーズ。動植物のモチーフを大胆に配したオーバルトレイは、メディチ家のグロッタを彷彿とさせる「驚異の部屋」の趣を、テーブルに招きます。
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