Luxury Selection vol.108 現代的な古典 - Classical Contemporary -
フランスやベルギーのガラス工芸は、17世紀に始まりその後ベネチアから彩色技法を、ボヘミアやイギリスからカット技法を取り入れ、それぞれの国のガラスに勝るとも劣らない独自のクリスタル工芸を築きあげました。特にベルギー東部、ワロン地方のリエージュ郊外で、19世紀当時ベルギーを支配していたオランダ国王ウィリアム1世、ベルギー独立後は、国王レオポルド1世の庇護を得て急激な発展を遂げます。その背景にはリエージュという街が、ドイツとオランダという中央ヨーロッパのガラス生産地国境近くにありガラス工芸が定着していた文化的要因と、近隣のボネッシュ村から良質な鉱石や豊富な石炭が採掘される恵まれた立地的要因が下地にありました。

メンバーシップ


























