
マグ(エレファント/ブルー) 280ml
BLUE
BUYER'S PICK vol.86 / ENGLISH BONE CHINA
1704年から続く英国の誇り、世界遺産モチーフのボーンチャイナ
バイヤーイチオシ vol.86は、英国ストークオントレントで生産されるロイカーカムのブレナム宮殿コレクション。1704年スペイン継承戦争の勝利を讃え贈られ、1987年に世界遺産登録された宮殿のインディアンルーム壁紙意匠(1826年制作)を、英国産ボーンチャイナの白地に写し取った壮麗な逸品。チャーチル家の居城に息づく装飾を、日常の食卓へ。
ABOUT BLENHEIM PALACE
物語の起点は1704年。スペイン継承戦争のさなか、初代モールバラ侯爵ジョン・チャーチルがブレナムの戦いで勝利を収め、その功績を讃えたアン女王から土地と宮殿が下賜されました。それが、オックスフォード郊外にそびえるブレナム宮殿です。英国バロック建築の代表作として知られ、1987年にはユネスコ世界遺産に登録。後の英国首相ウィンストン・チャーチルが生まれた居城としても歴史に刻まれています。本コレクションは、宮殿内のインディアンルームを飾る1826年制作の壁紙をモチーフに、英国陶磁器の聖地ストークオントレントで丁寧に焼き上げられたボーンチャイナ。チャーチル家の居城に息づく意匠が、日常の食卓へと運ばれる ─ 歴史と暮らしが同じテーブルで出会う、稀有なシリーズです。
三百年を超えて受け継がれる英国の物語を、一杯の紅茶とともに。
COLLECTION 01 / ELEPHANT MUG ─ 3 COLORS
ブレナム宮殿コレクションの中で、ひときわ独自の表情を見せるのがエレファントマグです。胴に描かれるのは、ブレナム宮殿インディアンルーム装飾の系譜を引く象のモチーフ。19世紀英国貴族邸宅に流行したオリエンタル意匠を、ボーンチャイナのマグカップという日常器に写しています。280mlは英国式マグの標準的な容量で、朝のミルクティーにも、午後のコーヒーにも、夜の白湯にもちょうどよい一杯。本コレクションでは、空と水辺を思わせるブルー、夕景の暖を宿すオレンジ、金彩と調和する華やぎのイエロー、三色を取り揃えました。家族で色を分け合うのも、自分のための色を選ぶのも、揃えて並べるのも、それぞれの愉しみがあります。
三色を順に揃えると、棚の上にひと連なりの行列が生まれる。
COLLECTION 02 / TEAPLATE
直径22cmは、英国の食卓でいう「ティープレート」の標準寸法。スコーンやサンドイッチをひと皿に盛るには十分で、夕食の取り皿や個食のメインプレートとしても扱いやすい、最も使い勝手の良いサイズです。本作はイエローの絵付けで、ブレナム宮殿インディアンルーム壁紙の暖色系装飾を一枚の円形に凝縮しました。エレファントマグの3色とテーブルに並べれば、釉薬の白とゴールドの絵付けが連続して、まるで宮殿の一室の壁を切り取ったような景色が生まれます。普段使いの皿として日々手に取り、来客時には「主役」として中央に置きたい。コレクション初心者の一枚目にも、すでに揃えた方の追加にもおすすめです。
HERITAGE PIECE / TEAPOT
ブレナム宮殿コレクションを語るとき、はじまりの一品としてよく挙げられるのが1250mlのティーポットです。英国ティーポットらしい堂々たる胴に、インディアンルーム壁紙の花卉と装飾モチーフが、ボーンチャイナの透けるような白地に丁寧に転写されています。19世紀の貴族邸宅で淹れられていた紅茶の景色を、そのまま現代の食卓へ移したような佇まい。ロイカーカムはストークオントレントに拠点を置く家族経営の窯元として、欧州ブランドの多くが海外生産へ移行するなかでも、英国国内での製造を守り続けてきました。ひと壺のティーポットに息づくのは、英国陶磁器産業の歴史と、家族窯としての矜持です。
HERITAGE PIECE / TEACUP & SAUCER ─ 4 COLORS
1826年、第5代モールバラ侯爵ジョージ・スペンサー・チャーチルが、宮殿内の一室を東洋風に整えるべくフランス人画家ベルナルド・デフュールに装飾を依頼しました。それが、現在ブレナム宮殿の見どころのひとつとなっているインディアンルームです。19世紀英国の貴族邸宅で流行したオリエンタル装飾の意匠は、いまも壁面にそのまま残されています。本シリーズのティーカップ&ソーサーは、その壁紙の彩りを四色で表現した代表的なアイテム。ブルーは室内に差し込む空と水辺の色、ターコイズは異国の海を思わせる清涼さ、レッドは装飾画題の暖色を引き受け、イエローは金彩と調和する華やぎを担います。一脚ずつでも美しく、揃えれば食卓の上に小さなインディアンルームが生まれる ─ シリーズの中心を担ってきた4色です。
HERITAGE PIECE / TEA FOR ONE
英国の家庭に根づく独自のスタイルが、ティーフォーワンです。1人分の紅茶を淹れるポットの上に、そのままカップとソーサーが重なる、コンパクトながら美しい設計。窓辺の小さなテーブルに置けば、それだけで午後の景色が整います。本シリーズのティーフォーワンには、ブレナム宮殿インディアンルームの壁紙意匠が一脚に凝縮されており、ポットの胴とカップの内側にまで連続して装飾が描かれます。注ぐたびに、飲むたびに、視界の隅で意匠が表情を変える ─ 読書のとき、手紙を書くとき、誰かを待つあいだ。ひとりで過ごす時間にこそ似合う、英国式の小さな祝祭として、シリーズの中で長く愛されてきたピースです。
BUYER'S VOICE
バイヤーイチオシも86回目を迎えました。連載の中で、これほど明確な物語性を持ったボーンチャイナはそう多くありません。1704年の戦勝、1826年の壁紙、1987年の世界遺産登録という三つの年号が、一枚のティーカップに重なっています。ロイカーカムを推す理由はもうひとつ。多くの欧州ブランドが生産拠点を海外へ移すなか、英国ストークオントレントでの製造を守り続けている希少な窯元だからです。買い付け時、現地の方々から伺った「英国産であることを誇りに思う」という言葉が、いまも記憶に残っています。今回はまずエレファントマグ3色とティープレートの4点をご紹介します。3色のマグは並べると棚が華やぎ、ティープレートは食卓の中心を整える ─ コレクションの起点としてふさわしい組み合わせです。ル・ノーブルが、丁寧にお届けします。
FAQ
英国ストークオントレントのロイカーカムが手がけるボーンチャイナシリーズです。1826年に制作されたブレナム宮殿インディアンルームの壁紙意匠をモチーフに、エレファントマグ・ティープレート・ティーカップ&ソーサー・ティーポット・ティーフォーワンなど多彩なアイテムを擁します。
オックスフォード郊外にある英国バロック建築の宮殿で、1704年のブレナムの戦勝を讃え、アン女王から初代モールバラ侯爵に贈られました。1987年にユネスコ世界遺産登録。後の英国首相ウィンストン・チャーチルが生まれた居城としても知られています。
装飾部分に金彩が施されているアイテムは手洗いを推奨しています。長くお使いいただくためには、絵付けの濃いアイテムも基本は手洗いが安心です。詳細は各商品ページの仕様をご確認ください。
ブルー・オレンジ・イエローの3色とも継続して取り扱いがあり、揃えてお求めいただけます。色違いを並べる愉しみがあり、ご家族で色を分け合う使い方や、贈り物として一脚ずつお渡しする使い方にも適しています。
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