2人用の容量は400cc。
例えば、ウェッジウッドのティーカップのリーシェイプやピオニーシェイプでは、1杯で約130cc入りますので、このポットで3杯分淹れられます。1人か2人で紅茶を愉しみたいという時に最適な一番使いやすいサイズです。
「ローズ」シリーズは、ふたの縁に模様がなくエッジを切り欠いたデザインですが(シンプルですっきりしたこちらのデザインも可愛らしいのですが・・・。)、「菊縁ローズ」は、菊の花びらをモチーフとした縁模様が型打ちされた線材を溶接するという手間が掛けられています。ポットのハンドルは、「ローズ」が鋳造製で中が詰まっているので熱くなりやすいのに比べて、「菊縁ローズ」は中空で熱くなりにくい構造になっていて素手で持つことができ、紅茶を淹れるときは沸騰したお湯を使うのでより安心といえます。見た目にもアカンサス模様を思わせる流麗なデザインとなっていて持ちやすく、全体のバランスも良く上品に仕上がっています。ぜひこのエレガントなティーポットやお気に入りの食器、美味しいお菓子と一緒にティータイムを愉しんでいただけたらと思います。(ハンドル以外の部分は熱くなりますから注意してください。)
C06-45 菊縁ローズ ティーポット2人用の素材-
真鋳(しんちゅう=銅と亜鉛の合金 板厚1.0ミリ)。銀メッキの厚みは、業務用と同じJIS規格3.8ミクロン(プロ銀)、クリアライト皮膜は約3ミクロン(あまり厚くすると銀の風合いを損なう)
海外では「銀器は代々受け継がれる家宝」としてお手入れが当たり前とされていますが、日本では毎日使わなかったり、キャビネットに入れたまま、なんていうこともありますよね。特に銀器は、定期的に磨かないと空気に触れて変色をおこしてしまうので、取り扱いが難しいから・・と敬遠される方も多いと思います。
そんなお手入れの悩みを解決するべく、ホテルやレストラン向けのプロユースの純銀や洋白銀器(注1)のメーカーである早川器物が開発されたのは、家庭用にお手入れしやすい銀器として発売した、変色しない「クリアライトシルバー加工(注2)」をほどこした銀器でした。現在、日本で唯一この技術が取り入れられています。また、純銀製のティーポットだと数十万円することもありますが、「日本のご家庭に広く銀器を使っていただきたい」というメーカーさんの思いから価格においても大変良心的な値付けがされています。一枚の板からティーポットになるまで、細かく分けられた工程にはそれぞれに熟練の職人がいて、その手仕事によってひとつひとつ丁寧に作られています。新潟燕の、そして早川の職人の誇りと精魂が込められています。私達も日本の素晴らしい伝統産業の継承に少しでもお役に立てるとしたら嬉しいですし、さらには世界の方々にもお薦めしていきたいと考えています。金属加工研磨技術で世界的に有名な新潟県燕市の早川器物(早川シルバー)さん。創業1948年で、1968年には日本製銀製品の海外向け輸出の先陣をきりました。京都御所の迎賓館をはじめ海外の有名ホテルやカフェでも使われています。
(注1)
【洋白銀器(Nickel silver)】
銅と亜鉛とニッケルの合金です。純銀のもつ肌合い・質感に近く、優れた加工性、耐蝕性をあわせ持つという特徴があります。この洋白素材に純銀をメッキしたものが洋白銀器と言われ、「銀器」と言えば、この「洋白銀器」を指す場合も有ります。国内外の一流ホテルやレストランでは「洋白銀器」が多く採用されています。(注2)
【クリアライトシルバー(変色防止特殊加工)とは】
銀器は、空気中の硫黄が表面に硫化銀の皮膜を作ることで黒ずんできます。これを硫化反応といい、変色を防ぐには、空気に触れさせない、使用頻度を多くするか、定期的に磨くしかありません。クリアライトシルバーとは早川器物が独自開発した変色しない銀製品で、銀または銀メッキの表面に透明度の高いアクリル被膜を電着加工して焼付け処理をほどこしたものです。色むら(褪色、変色)がなく、お手入れの手間をはぶき、長期間、銀の輝きを美しく保つことができます。
お手入れ方法はご使用後にぬるま湯で洗い流して、柔らかい布で水滴を拭き取るだけ。手間が掛かりません。食べ物などが付着している場合には、食器用の中性洗剤で洗い、その後柔らかい布で拭いてください。スポンジの硬い部分や研磨材の入った洗剤、また食器洗浄機は表面に傷が付きますので使用しないでください。
クリアライトシルバーの耐久性については、このアクリル被膜がある限りは変色しません。ただし永久的ではなく、商品のご使用頻度によりこの被膜が消耗する場合があります。変色が生じた場合は、「シルバー・クリアクロス」や「シルバークリーナー」などで、変色した部分を軽く磨いて下さい。簡単に除去することができます。
【念のためご確認ください】
使用頻度が高くお手入れが可能な方(週に数回程度のご使用)、銀の風合いにこだわりの有る方、業務用にお使いの場合には、クリアライトシルバー加工はお薦めいたしません。銀メッキのままでお買い上げいただくことが可能です。クリアライトシルバー加工をしないので、その分お安くなります。【リフォームのアフターサービス(再クリアライト加工)】
更に長くお使い頂いて、光沢が均一でなくなったり、変色してお手入れできない場合は、リフォーム(修理)することができます。ハンドルや、脚が外れてしまった。凸凹に変形している。磨き直して、綺麗にしたい等。研磨後に再メッキ、再クリアライト加工を施すことにより、新品同様の輝きに蘇ります。(リフォームは有償にて受け賜ります。)こういったアフターサービスが可能なことも日本製の魅力のひとつですね。
※その他、お手入れ方法や、ご使用上の注意は、商品全てに「シオリ」が同封しております。ご一読の上ご使用くださいますよう、お願い申し上げます。