琳派の格調高い意匠で、ひとつひとつ趣向を凝らした技法をお楽しみ頂ける逸品
琳派の格調高い意匠で、ひとつひとつ趣向を凝らした技法をお楽しみ頂ける逸品。
琳派の日本画を写し、蒔絵を施されています。
「蒔絵の説明」
(1)波文様:尾形光琳作「波濤の図屏風」メトロポリタン美術館より
(2)八橋文様:尾形光琳作「八橋蒔絵螺鈿硯箱」東京国立博物館より
(3)楓文様:鈴木其一作「楓鹿図屏風」より
(4)松文様:俵屋宗達系対青軒印「松図屏風」より
(5)白梅文様:尾形光琳作「紅白梅の図屏風」より
「塗師:参州/蒔絵師:稲舟について」
卓越した蒔絵師でもあるがそれに留まらず、重要無形文化財である輪島塗の保護育成にも尽力している。
手に持って直接口に触れる、毎日使うものだから、良質のものを安心して、大切に使いたい。実際に手に持ったときの、軽さと漆の優しさに包まれるような感覚、ぜひ試していただきたいと思います。自然の素材である木と、天然樹脂である漆にこだわり、何人もの職人の手間と時間を惜しみなくつぎ込んで作られた器は、環境や身体にも優しく、使い込むほど味わいが増してきます。今の時代にこそ必要な「器」であると思うのです。
「輪島塗のお手入れ方法」
※できるだけ毎日使って、洗って拭くことが大事です。水かぬるま湯、または薄めた中性洗剤で洗い、洗ったあとは必ず水気を拭き取っておくことがポイントです。
※表面を柔らかな布で磨きあげるようにして拭くことで漆器は艶を放ち、使うほどに美しい色合いになってきます。